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イチジ九

すべからくどうしようもない日常のあれこれ。 ネタバレ盛り沢山ですので注意!

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うちの本丸の話

大侵寇のエンディングで堪らなくなってしまったので書きなぐった。つらい。がんばって本丸守る





 大侵寇。
 かつてない遡行軍の攻撃が始まり、各本丸がそれぞれ急ピッチで対策に追われていた。しかも自分たちの命令系統の大元である政府に大ダメージが行っているのである。古参の審神者たちも普段見せないような真剣な顔つきにもなるというもの。
 そして、そんな緊急事態と共に、三日月宗近が姿を消した。
 当本丸の初期刀である蜂須賀虎徹から、ここ最近の三日月の報告は受けていた。気には掛けていたが、まさか姿をくらますなんてのは想像外だ。しかし今、彼を探すための時間も部隊の余力もない。すべての本丸に余裕がないのだ。
 数日耐えて敵の猛攻が収まったかと思えば、再び遡行軍の勢いが増す。そしてまたこちらも迎え撃つ態勢を取らなければいけないので、ずっと気持ちは張りっぱなしだ。三日月の行方は心配だけれど、目の前の敵を放り出すことなんてできない。だって刀剣男士である彼らの主だから。歴史を護ることは大前提だが、それと同じくらい彼らのことも大切だ。誰一人、折れないように目を光らせて支持を出さなければ。
 でも、
「三日月…」
 彼を呼ぶ。どうしたって彼を行方不明のままでいさせるわけにはいかない。どうしよう。どうしたら。今なら、少しくらいの人数編成で彼を探しに行かせるべきか。でも部隊を出して、そこまで自分の指示が回せるだろうか。追加の敵がいつ、どれくらいくるのかわからないこの状況で?
「主」
 つと、背後から声が掛けられる。
 振り向くとそこには、この本丸の初期刀である蜂須賀虎徹が立っていた。
「蜂須賀」
「三日月を、探しに行く」
「え…」
「さっきこんのすけから連絡があったろう? 戦況はひとまず落ち着いたが、何か様子が変だ。京都の椿寺に異変がある」
「それは、確かにそういう伝達はあったけど」
「三日月は、そこにいる気がするんだ」
「でも」
「主」
 静かに、蜂須賀は言う。しっかりとこちらを見据え、続ける。
「出陣の許可を」
「……わかった。でも」
 言って、私は蜂須賀の手を取った。言葉を続ける。
「無茶はしない。いいね?」
「俺は昔の主みたいなことはしないよ」
「茶化さないの!」
「わかっている」
 目を細め、蜂須賀は少しだけ笑った。ぽん、と頭に手が置かれて、すぐにその手は離れた。
「出陣する」


------


 無事に三日月を連れて帰り、各方面で三日月がそれぞれの不在中の洗礼を受けているのを感じながら、私は蜂須賀を探していた。
 すると縁側で一人、月を眺めていた彼の後ろ姿を見つけ、「蜂須賀」と声を掛ける。
「主」
「三日月のこと、ありがとう」
「もう十分聞いたよ」
「そうなんだけど」
 と、少しだけ不満そうに唇を尖らせつつ、私は蜂須賀の隣へと腰を下ろす。同じように月を見上げて、ちらと隣の蜂須賀を見やる。そうすると同じようにこちらを見ていた蜂須賀と目が合ってしまい、慌てて視線を足元へ落とす。ぎゅっと縁側の淵を握り、そうなんだけど、と先ほどと同じ言葉を繰り返す。
「三日月を連れて帰ってくれたときね、初めて蜂須賀と会ったときのことを思い出した」
「俺と?」
「そう。すごいきれいな刀だなって思ったけど、内番では着物着てくるし、さらに文句ばっかり言うし。あとそれから浦島くんが来たときは上機嫌だったのに、長曽根さんのときはしばらく不機嫌で大変だったこととか」
「主…」
 低く、呻くような虎徹の声。それでもかまわず私は言葉を続ける。
「あれから今日までいっぱい色々なことがあって。最初の頃は戦える子たちも少なかったし、怪我しても資材が足りなくて手入れできなかったりしたよね。それなのに鍛刀で資材全部溶かしちゃったりさー」
 あははー、と昔を思い出して笑って、一度言葉を止める。落とした視線を上げることができないまま、きゅっと一度唇を引き結ぶ。どうしよう、視界が揺れてきた。油断したら泣いてしまいそうだ。
「だからね」
 再び口を開けば、明らかに声は震えていた。落ち着かせるように息を吸い、続ける。
「蜂須賀は、こんな不甲斐ない主じゃなくて、別の本丸の主が良かったって考えてるんじゃないかって、思って」
「主」
「でもね。いっぱい喧嘩したし、情けないところもいっぱい見せてきたし、しょうがない主だって思われてても、私は蜂須賀虎徹が私の始まりの一振りでよかったって思った」
 ぽろ、と堪えきれずに目から雫が落ちた。
「すごい今さらだし、調子が良すぎるで主でごめんなんだけど。私の本丸に来てくれて、私を最初の主にしてくれてありがとう。それで、これからもよろしくね。蜂須賀虎徹」
 そこまで言い切れば、涙は我慢できずに溢れた。みっともなく泣く主の横で、蜂須賀は少しだけ動揺したような気配を見せて、しかしすぐにどこかあきれたように溜息を吐く。
「君がしょうがない主なんて、今に始まったことじゃないだろ」
「……もう少し言い方」
「自分で言っておいて?」
「そうだけど」
「…ありがとう」
「…うん」
 ぽんぽんと慰めるように蜂須賀が背中を優しく叩く。
 審神者になってよかったな、と七年目にしてこんなにも思い知らされる春の夜だった。

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大侵寇


あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

もう

なんていうか

言葉が出ないというか

普通に泣きました。

なんかもう七年審神者してて、とうらぶのストーリーがあるようでないような、各本丸にその辺は任せますスタイルで生きてきたので、ここにきて突然のこんなどシリアスストーリーぶちかまされて平静を保てる審神者いる!?私は無理!!!!

とにかく幣本丸の初期刀は蜂須賀なんですが、最初に彼を選んでからは内番で畑仕事なのに着物で出てきて文句言うわ、兄(仮)が実装されたら文句言うわと色々あれこれぶつかってきた審神者と初期刀なんですよ。向こうも向こうでなんでこんなやつが主なんだってきっと思われてたと思うんですけど、今回の大侵寇で三日月を追いかけていってくれて、そんで三日月に向かって「隠し事はしないでほしい」て言ったとき、本当にそれが三日月に言いたい言葉過ぎて「それな!?!?!?!?!?」てなったし泣いた。
いやそのあとの三日月の「折れてもいいと思えた」からのエンディングロールでもめちゃくちゃ泣いたんですけど、なんか、本当に各本丸に物語があるのが本当に刀剣乱舞って痛感しました。
最後に初期刀を改めて配布されて、なんか、改めてよろしくなって気持ちです。
初期の資材ない!札ない!鍛刀できない!手入れできない!て騒いでた新人のころよりはちょっとだけマシになったかな?て思いたいな。
いやもう本当に色々な展開が怒涛押し寄せ過ぎてキャパが足りないんですけど、夕方に刀ステに配信見るんですよ。この心境のまま。

まず三日月はそこに正座しててくれ
あと政府組のちょぎと御前も話があります。事と次第によっては二人も正座です

いやーーーーもーーーーーー
本当にすごいイベントだった、大侵寇
しかも第一部完って書かれてスペキャ顔になったけれど、大型アップデートが入ります!てこんのすけが名言してくれたし、なんかもう俺たちの戦いはこれからだぜ!て気持ちですね。本当に最終回っていうかサ終か?て一瞬震えたけども。私がしぬまでがんばってくれ刀剣乱舞。ついていくわ。

残りのイベント期間、より一層レベリングのために周回がんばります。岩融単騎出陣の経験値がおいしすぎてクセになりそうです。

そして刀ステは薙刀をぶん回す殺陣があるであろうガラシャ様の
雄姿を拝みたいと思います!それでは

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おかわり

とうらぶくんがおかわりをご用意してくださったのですが、どうして前衛防衛ラインが一回目より溶けるスピードが早いのでしょうか。
A:そこがいちばん経験値がうまいと気づいてしまったから

いやーーーーレイド楽しい!極男士のレベルが上がっていくのがうれしい!
極の要求経験値が途方もなさすぎたので、こういうのは本当にありがたいですね!がんばって各刀派の底上げをしたい。特に脇差!!
敵の攻撃を防御してくれのはめっちゃありがたいけど落ちやすくて困ってるからこの機会に強くさせたい。
今回もわりとすぐさまオールグリーンになったので、何回かおかわりあるかな?
青野原のやべーやつが出てきてないといううわさもあるので、最終的に6マスフル結合された遡行軍を殴り飛ばすことになります?そのときは少しくらい小判を落としてほしいんですがいかがです???

そして政府は今回のイベントが終わったらボーナスで小判100万くらい振り込んでほしい。こんなに全審神者たちがんばってるんだからボーナス望んでもいいでしょ!

とりあえず月初なので色々がんばります。ではでは

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審神者と書いてゴリラと読む

審神者歴七年目にしてレイド戦だー!!!!!!!!!!

ということで、レイド期間は4月12日までだというのにすでに前衛、中央、最終防衛ラインのすべてが翌日にはオールグリーンになるなんて運営も思ってなかってのでは???
いやもう審神者たち、何かを集めることに慣れすぎてて連戦は苦じゃないしそれどころか経験値がおいしすぎて結果的に防衛ライン守った感がすごい。
最初どこから手をつけていいのかわからなかったんですが、前衛がいちばんおいしいと気づいてからは前衛防衛ラインのパーセンテージの上がるスピードが上がったし、完全に前衛が沈黙してからは次の標的とばかりに中央防衛ラインのパーセンテージのスピードが上がっていくさまをリアルタイムで見て笑ってしまった。
普通の展開は!前衛を敵に突破されて、さらに中央も耐えられず、そのために最終防衛ラインがあるというのに、完全に前衛ですべてをなぎ倒した審神者たちがUターンしてきてすべてをぶっ飛ばしてるんだよなあ…いやうちも同じことしてるんですけど…
それで七星剣の最初のノルマである6000体倒したのに、本丸に来るのさ12日なんですか!?なんで!?
噂によると経験値増量させてくれる効果があるらしいじゃないですか!?いますぐうちに来てくれ。
ごはん(経験値)がいっぱいあるうちに来てくれ。

そして湯水の如く小判を溶かしているので、次の大阪城イベントはがんばろうな博多くん…夏にもきっと連隊戦あるだろうしお金は必要だよ…

ひとまず三日月ははやく出てきなさい!!説明をしなさい!!!ちょぎと御前もいらっしゃい!!!!正座して!!!!!!!

12日まで残党狩りしながらレベリングがんばります。ではではー

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緊急入電とか

突然電話してくるのやめてくださる政府!?
審神者がいつでもひまだと思われても困るんですけど!?
そんで絶賛大侵寇に備えてレベリングしてるというのにさらに不安を煽ってくるじゃん…??
そんでクダ屋とかいう狐の画面の人isだれ……
こんのすけたちのボスかなにか????CV木島くんだから気を抜けばチョリース★とか言い出しそうな気はしちゃうけどいまのとこそんな気配ないね!
ごめん審神者七年やってるけどこんな緊迫した雰囲気を感じたことないから混乱してるし、なにより三日月宗近!!!!!!おまえは!!!!!!!刀ステで色々あったから隠し事すんなって言ったでしょ!!!!!!!!
いやこれ、政府から配布された三日月宗近が初お迎えの本丸審神者、泣くでしょ?
自力顕現審神者でも泣きそうになったわ。
まじのまじでいま政府側どうなってんの…?4月1日に大侵寇はうそでしたー!エイプリルフール!とか言われたらどつき回す気持ちだけど、ここまでお膳立てしてそんなわけないのは明白だから震えることしかできないんだが!!!!!

クダ屋の「八雲立つ」があからさまになにかの伏線っぽいけどまさかの草薙の剣とか実装されちゃう?ようやく白山くんの剣仲間が増えるのかな?だから今回報酬でもらえたりとか…????

考えてもなにもわからないのでとりあえず29日までレベリングがんばります!三日月は正座して!!!!!!!!

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