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イチジ九

すべからくどうしようもない日常のあれこれ。 ネタバレ盛り沢山ですので注意!

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新名小話

すっかり忘れてた合宿シリーズ新名編


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 確かに理屈としては仕方ない。仕方ないとわかってる。わかってはいるが、
(冷静でいられるほど枯れてねえっつーの!)
 と、新名はタオルケットを頭まで被って内心で葛藤する。
 八月も半ばの夏休みまっただ中、彼は自身が所属する柔道部の合宿に参加していた。しかし急に決められた合宿なだけに、参加メンバーは主将である不二山と顧問の大迫、そしてマネージャーの美奈子と自分の四名だけだ。
 こんな少人数ならいっそやらなくても良くね? と思わなくもないが、夜の学校に寝泊りできるという好奇心に負けた。代価としていつも以上に厳しい合宿トレーニングメニューが待ち構えていたが、それらも美奈子のエールを聞けば吹っ飛んだ。……否、やっぱり途中でめげそうにもなったけれど。
 それでもどうにかこうにか初日を終え、美奈子が用意してくれた夕飯も食べてさて寝るか、とプレハブ小屋に来て気が付いた。敷かれた布団は4枚。合宿参加人数は4名。つまり、この場に美奈子も一緒に寝るということだ。
「ニーナ、どこに寝る?」
 後ろからやってきた当の彼女はにこにこ笑顔で、気軽にそんなことを聞いてくるから軽く眩暈がした。どこに寝るってアンタ、ここいるメンバーは男なんですけどそこんとこわかってるの? 確かに女子一人にしておく方が危ないかもしれないけど、それでも無防備過ぎじゃね? などなど言いたいことは山ほどあったが、どれもこれも言ったところできっと彼女には通用しまい。そうだ、彼女はいつだってそういう人じゃないかと半ば自暴自棄になっていた。
 のだが、
(…本当に無防備過ぎだぜ…)
 タオルケットから顔を出し、新名は隣ですやすやと眠る美奈子を見つめる。先ほど寝返りを打ったせいで、相手は完全に新名に顔を向ける体勢になっていた。
 好きな相手が、手を伸ばせばすぐ届く距離にいる上に、こんなにも隙だらけな状態を目の当たりにして無関心でいられる男がいたら見てみたい。
(…あーもー)
 熱帯夜の暑さも手伝って、頭が茹って爆発しそうだ。
「…ん、…」
 もぞり、と美奈子が小さく声を漏らした。途端、何もしていないのにびくっ! と新名は身を竦ませた。一気に心拍数が上がった心音が耳元で大きくなる。息をひそめて、目の前にいる相手が起きやしないかと、じっと見つめていると、彼女の口が何かを食べているようにぱくぱくと動き始めた。思わず吹き出しそうになる口を手のひらで塞げば、彼女の口はなおも何かを食べているようにもぐもぐと動き続けている。そして、
「にぃ、な…」
「え?」
「…それ、食べるから…交換…」
「…え?」
 口元を抑えていた手を離して、新名は上半身を起こし掛ける。だが、彼女の寝言はぴたりと止まり、再びすうすうと規則正しい寝息をし始めた。
(…いま、オレの名前…呼んだ?)
 先ほどの寝言をうっかり反芻してしまい、カッと身体中に熱が駆け巡る。しかも熱帯夜の寝苦しさも相まって、完全に彼の眠気は吹き飛んでしまった。
(まじ、パネェ!)
 悪あがきとして彼女に背を向けるものの、全神経が美奈子に向いてしまっているので、意味がないのは誰よりも自分自身が一番よくわかっていた。



「おはよ、ニーナ。…て、どうしたの? 寝不足?」
「…ああ、うん、まあね」
「大丈夫?」
「……あのさ」
「うん?」
「昨日、何の夢見てた?」
「えっ、わたし、寝言言ってた!?」
「…うん、まあ」
「やだ、なんて言ってた!?」
「え」
「へ、変なこと言ってない、よね?」
「……」
「……」
「……秘密」
「ニーナ!」


(これくらいの仕返し、かわいいもんだろ!)

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山登り

今日は友人と休みを合わせて山登りしてきました。お互い運気を上げようぜ!ということで、パワースポットなる高尾山へ。
その辺のことは全然知らない私に代わり、友人が色々と調べてくれました。
何やら天狗関係の神社らしいのですが、そういえば私、つい先日も天狗関係の場所へお参りにいった記憶。あれ?何かあるのか天狗様に?



まず途中までケーブルカーかリフトでいくんだよ!ということで、行きはリフト、帰りはケーブルカーにしようということになったんですが、まさかのリフトが軽く 絶 叫 系 ア ト ラ ク シ ョ ン だった件について。
リフトこえええええええええええええええ!!!!
結構な急斜面を登っていくのと、スキー場とかのリフトと同じなので当然ベルトなんて気の利いたものもありません。うっかり態勢崩したら落ちるよねこれ!とハラハラドキドキ感を体験しつつまず最初の到着ポイントへ。

そして早速三福団子を食べる私たちです。「大福、幸福、裕福」で三福団子というらしい。味噌味のお団子でおいしかった!


それから順調に進んでいき、どうにか山頂までいけました!疲れたー!


お昼ご飯はとろろ蕎麦でござる。

でも実はうどんのが好き。



 

 

 

 

 

ところで行きも帰りも京王線が止まるというアクシデントが起きたんですが、相変わらず私の電車の呪いは健在です\(^o^)/ 笑えない\(^o^)/

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P4#8

今回も冒頭から陽介のつっこみが輝いていると思ったら、話が全般的につっこみ要素が多すぎてどんな顔をしたらいいのかわからないの。主にクマ的な何かが。風のように一瞬通り過ぎていくクマ的な「ペルソナ!」が。あと幼稚園レベルの誰かさんの絵日記が。
しかし菜々子は今回も天使でした。それだけは変わらない。

一瞬の癒し映像のあとに待ち構えていた恐怖映像。否、ムドオンカレー。こわいものなしのセンセイさえ食べるのを躊躇するほどの恐ろしさを醸し出す物体Xよ…!しかしそんな物体Xに対して「新触感だった…」な感想のセンセイ。……センセイ!

千枝&雪子のお買いものの会話がかわいすぎた。

「小麦粉ってどれ買ったらいいの?」
「強い方がいいよ、男の子いるから」
「隠し味のコーヒーだけど、あたしコーヒー苦手だからコーヒー牛乳でいいかな?」
「魚介いれる?いいダシ出るよ?」

イチイチどや顔の雪子かわいいよ雪子。

今回も愛家は大活躍です。
そして小西弟のコミュも発生。完二と小西弟が幼馴染っていうエピソードはゲームでもあったかな…ちょっとその辺うろ覚えですが、その関連から強制連行された小西弟に対して、ストレートに「クラスで浮いてるのか?」と問うセンセイ。だから!だからセンセイ!!

おかわりを小西弟に上げたことで激昂する完二を押さえつける雪子&千枝。「空気読んで」の中に雪子の本気が見えた気がする。

今回の話で寛容さと伝達力が上がったかな?伝達力が上がってきたということは、奈々子コミュもすぐだぜ…!

夜の林間学校パートで何故か陽介、完二、センセイの川の字で寝ようとする3人。「俺たち、貞操の危機?」と聞いちゃうセンセイもセンセイですが、必要以上に動揺する完二にも責任はあると思うな…!しかしそんな彼がたまらなくいとしいわけですが。

見回りのモロキンなまはげ回避に布団の中に隠れる陽介&千枝、センセイ&雪子のシーンで女の子がたまらなくかわいかった…!!照れる女の子たちかわいいよちくしょう!!
……完二は犠牲になったのだ…!


ハイカラな水着を着こなしたセンセイが天然ナンパ無双すぎた。そして滝の中に落とされても動じないセンセイ。…男子メンバーは犠牲になったのだ!

というか今回完二が不憫回すぎて目頭が熱くなる思いでいっぱいです。


そして今回のセンセイの天然あれセリフ集
「(完二の焦る様に対して)猶更本物っぽいな」
「隣で寝るのは勇気がいるな」
「夜はパスで」
「よし、いってこい」
「そっとしておこう」

センセイ……!!

次回はついにりせ回ですよおおおおおおおおおおおおりせええええええええええええ俺だああああああああああああああああああああ結婚しt(ry

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荒ハム小話

唐突に湧き上がる荒ハムブームでござるの巻(`・ω・´)


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「アギダイン!」
 鋭く声を発したのと同時、目の前に炎が舞い上がって敵――シャドウが消滅した。用心深く注意を伺うも、追撃のシャドウの存在は感じられない。
「…よし」
 律子は手にしていた召還機をホルスターに仕舞い、薙刀を構え直して探索を開始した。


 いつものように訪れた影時間に、S.E.E.Sのメンバーはタルタロスへとやってきていた。一体どれほどの階層があるのかは不明だが、各フロアにはそれぞれエリアの区切りがあるのに気が付いた。なので新しいエリアに入ったときはある程度シャドウのレベルを把握したあとは、メンバーを散開させてフロアの探索を行っている。まとまって戦った方がもちろん戦闘は早く済むが、自分たちに課せられた時間には制限がある。だから個人撃退ができると判断がついたときは、一刻も早くタルタロスを攻略することを最優先事項としている。そもそも自分たちが所属する「S.E.E.S」はそのための組織なのだから。
 律子は十字路に道が分かれている場所にきて、一度足を止める。とんとん、とローファーのつま先で地面を叩き、どの道を選ぼうか思案したところで、

 ちゃり…

 微かに、鎖を引きずるような音がした。それと同時に、ぞわりと言いしれぬ悪寒が背筋を這い上がる。
『死神型シャドウ出現! 皆、気をつけて!』
 律子が悪寒を感じたすぐ後に、風花の悲鳴のような声が響いた。やはり、と律子の予想が確信に変わり、周囲を伺う。すると、十字路の右側で影が動いた。すぐさまそちらへと視線を向けて構えれば、死神がこちらへと向かっているところだった。
「うわ」
 短く囁いて、律子はすぐに走り出す。がむしゃらに通路を通り過ぎてくと、ふいに角から現れたものへと正面衝突しそうになり、殆ど反射でホルスターから召還機を抜き取り、こめかみに押し当てる。と、
「荒垣先輩!」
「…中原か」
 相手も同じように、召還機を構えていた。S.E.E.Sのメンバーの一人でもある荒垣も律子を認めて、召還機を降ろす。
「奴は」
「多分、わたしの後ろを追いかけてきてるかも…って、きた!」
 ちらりと後方を振り返ったところで、真っ直ぐにこちらへ向かってきている死神の姿が見えた。
「階段はこっちだ!」
「はい!」
 言う荒垣の言葉に従い、律子は彼の後ろを追いかける。背後からのプレッシャーからか、背筋に嫌な汗が流れる。
「早く来い!」
 普段の態度からは想像もできないほど素早い足取りの荒垣に何とか追いつき、律子は階段を駆け上る。後ろは振り返らない。正確には振り返っている余裕はないが。
 階段の半ばで待っていてくれた荒垣に追いつくと、二人一緒に残りの階段を駆け上った。
 と、
「――え?」
 ぐにゃり、と視界が歪んだ。そうして、足下にあったはずの地面が消える感覚。まずい、と咄嗟に律子は思った。タルタロスを探索してるときに、これも稀にある現象だ。皆と一緒に上層階を登っている途中で、何の力が作用しているのか、次のフロアではメンバーと離ればなれになってしまう。
 死神と遭遇するのも、これが初めてではない。その度にフロアを変えることによってやつを振り切ることができていたが、そのときはメンバーの全員は一緒だった。
 けれど、もしも。
 もしも今回はフロアを変えても死神が消えていなかったら?
 その先で一人でいたらと想像がついて、律子は咄嗟に荒垣へと手を伸ばした。すると、どうやら荒垣も律子と同じことを考えたらしい。お互いが相手へと手を伸ばし、荒垣が律子の手首を掴んだ。力任せに引っ張られて、荒垣の腕の中に抱き竦められる。律子も荒垣の背中へと腕を回し、離れないように腕に力を込めた。
「……」
「……」
「……」
「……」
 どれくらいそうしていただろうか。
 つと、自分の足が地面に触れているのに気が付いた。そうして周囲の気配を察すれば、死神シャドウの気配はないように思う。
「……あの、荒垣先輩」
 律子が控えめに声を掛けてみると、そこで荒垣も我に返ったらしい。いつもよりも渋い表情を浮かべて、律子を抱きしめていた手を離した。
(あ…)
 離れていく荒垣の体温が、さみしいと思った。ら、咄嗟に彼の服の裾を掴んで引っ張ってしまっていた。
「……なんだ」
「えっと、ありがとうございました」
「俺は何もしてねえだろ」
「死神シャドウから助けてくれたじゃないですか」
「あんなのは助けた内に入らねえ」
「それでも嬉しかったから、ありがとうございます」
「……っち」
 荒垣は小さく舌打ちをして、帽子をさらに目深に被るように引き寄せる。
「行くぞ」
「はい」
 促す荒垣に、律子は薙刀を持ち直す。軽い足取りで荒垣の後ろを追いかければ、少し離れた場所から順平の声が二人を呼んだ。



「お二人さーん! 無事だったか!」
「律子ー! よかった心配したー!」
「ゆかりー! 無事で良かったー!!」
「え、律子さん、オレっちのこと無視ですか?」
「あ、順平も無事でよかった」
「おまけみたいにいうな!」
「ごめんごめん、わざとだから」
「泣くぞ!」
「うむ、許可する」
「りっちゃん!」
「……おまえら、いい加減にしとけ」

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12月ですってよー

そういえば昨日から12月に突入したのでした…
今年が一か月で終わるとかなにそれこわい。毎年言ってる気がするけど毎年思ってしまう…うおおお1年早すぎだよーうおー
ところで今月が12月っていうことはクリスマスがあるわけで、みかさにサンタさんこないかなーとぼやいたら

「いい子のところにしかこないんだよ?^^」
「私めっちゃいい子^^」
「またまた^^」
「てめえこのやろう^^」

というような言い合いを小一時間ほどしてきました。これも毎年やってる気がする。成長しない我ら。


それはさておき、新生ルパン三世を今日初めて見ました!
ドラえもんのときにもにょっとなってしまったので、どんなものかと思いましたがこちらは違和感なかった!
とっつあん山寺さんすげええええええええええええ!!と始終関心しつつ、かわいらしさに磨きがかかったふじこにうはうはしてました。五右衛門浪川さんも最近イタちゃん辺りの声ばかり聞いていたので、低い声が新鮮。P4のセンセイより低いですよね?

ルパンはカリオストロの城が大大大好きなんですが、なぜか行方不明にさせてしまって泣きたい。観たいのに観れない。引越しのときにどこかに紛失させたと思うんですが、そもそも段ボール1箱が失踪してるのでおそらくそこにある気がしてなりません。段ボールが失踪っていう時点で意味が分からないがな!

そしてルパンを見てると、ラストの方で毎回彼にときめかざるを得ない。色々ずるいんだよ!クラリスと同じく私も心を盗まれている。

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