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イチジ九

すべからくどうしようもない日常のあれこれ。 ネタバレ盛り沢山ですので注意!

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親友佐伯vs太郎2


 散々泣いて落ち着いたあかりが、一人で帰れるというのに頑として佐伯は家まで送ると言い張った。
 いくら彼女が大丈夫と言っても、最終的には「お父さんの言うことを聞きなさい」とお父さん命令が下されてしまった。
 泣きすぎて目が腫れぼったくなったからか、足元が覚束ないあかりを見かねたように佐伯は彼女の手を掴んで歩く。
「…あの、お父さん」
「ウルサイ」
 口を開いたあかりを即座に切り捨てると、結局無言のままあかりの家の前まで来てしまった。
 夕日は殆ど沈みかけていて、夕方から夜に片足がつっこんだ時間帯だ。街灯がちらほらと点き始めて、あかりの自宅の玄関先も明かりが灯されていた。
「あかり」
 玄関まで2メートルほどの距離のところで、佐伯が名前を呼んだ。腫れた瞼を何とか持ち上げながら彼を見上げると、本日二度目のチョップが落とされる。威力はほんの少しだけ上がっていた。
「バイト、どうする?」
「え?」
「シフト変えるなら早めにしろよ。俺からじいちゃんに言っとくから」
「…出る! ちゃんと出るよ!」
「え?」
「だって、これ以上瑛くんに迷惑掛けられないもん」
「ばか、迷惑とかそんなわけないだろ」
「でも」
「迷惑とかじゃないから」
「わたしだって、平気だもん」
 なおも言い募ろうとする佐伯の言葉を遮って、けれどすぐに苦笑するように目じりを下げた。続ける。
「…今日は、ちょっと平気じゃないけど」
「わかってるよ」
 言って、佐伯は珍しくチョップではなくあかりの頭の上に手を置いた。ぽんぽんと二回弾ませる。
「…愚痴でもなんでも、言いたいことあったら電話してこい」
「うん」
「遅くなっても気にしないでいいから」
「…お父さん、今日は優しいね」
「俺はいつも優しいだろ」
「そうだっけ?」
「そうだよ」
「……うん、そうだね」
 ぼそりと呟くように言って、あかりは顔を上げた。まだ少し複雑な表情をしている佐伯になんとか笑みを見せて、じゃあね、と一歩下がる。
「送ってくれて、ありがと」
「…ああ」
 軽く手を振って、あかりは家の中へ。
 ぱたん、と玄関のドアを閉めたところで、落ち着いた涙が再びじわりと目じりに浮かんだ。あかりは慌ててローファーを脱ぐと、一気に階段を駆け上る。自分の部屋の中に辿りつくのと同時、先ほど浮かんだ涙が視界を滲ませた。佐伯に肩を借りて散々泣いたというのに、我ながら呆れてしまう。
 けれど、
「…好き、だったのになあ」
 ふいに思い出すのは、手ひどく自分を振った太郎の顔だ。泣きすぎたせいで、こめかみの辺りがずきずきと痛み始めていた。
 それでも、彼と出会った一年前の卒業式を思い出す。
 学校内で交わした何気ない会話や、たった一度のデートのこと。そうして最後には一番痛くてもっとも新しい記憶へと戻る。
 この傷が完全に癒えるまではどれくらいの時間が掛かるだろうかと、あかりは静かに涙を流した。

拍手[4回]

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天童くんは名前を呼んでほしいそうです

「なあ美奈子」
「なに天童くん?」
「それ」
「どれ?」
「『天童くん』」
「天童くん??」
「いつまでそう呼ぶわけ?」
「え?」
「俺と美奈子って付き合ってるんだよな?」
「……う、ん」
「で、『天童くん』?」
「え、えーと…」
「よしほら、名前で呼んでみ?」
「え」
「俺も美奈子って呼んでるし」
「それはそうだけど…」
「簡単だろ? ほら」
「うー…」
「美奈子ー」
「………じ」
「うん」
「じ、…じ、じ、じー…じんぎすかん!」
「なんでだよ!」


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改めて呼んでっていわれると恥ずかしくなっちゃう1主であった

拍手[2回]

物産展+11月13日拍手レス

今日は夕方に親友が旦那とお譲連れてこっちに来るというので、折角なので合流してきました。
本当は友人が働いている店でお茶でもしようかと思ったんですが、今日に限ってシフト休みと聞いてがっくり。

というわけで、当初彼女らが目的だったという北海道物産展に一緒になって回ってきました。私服な彼女らにスーツな女が同行するという妙な図にはなってましたが気にしない!あっちこっちで試食させてもらえたので、遠慮なくご馳走になりました(o・v・o)
チーズのかまぼこうめええええええええ!!てなって、酒のつまみに持って来い過ぎた上に3つで1000円でいいよ!って言うのでうっかりお買い上げ。チーズとベーコン巻としょうがのかまぼこを買いました。本当はゴボウとイカのも欲しかった!でも我慢!!
そのあとにも生ふりかけがべらぼうにおいしくて、気が付けば全種類味見してたっていう。特にかりかり梅のふりかけ絶品!おにぎりにしたらすごいおいしいだろうなーと思いつつも、おいしいだけにお値段もしました。ので、また今度!!
親友たちはジンギスカンで小一時間ほど迷ってたんですが、私も親友もジンギスカン特有の臭みには慣れているので、問題は彼女の旦那です。苦手な人は本当に苦手なので、何とも勧めずらいのがジンギスカン。今回はマトンを回避でラムでご購入。
そうそう、じゃがいももち?という名前だったかな?おもちみたいなもっちもっちの感触の不思議な食べ物も試食させてもらいました。鍋とかに入ってたらちょっとうれしいけどとにかく熱い!!猫舌の人は食べるのが大変そうです。猫舌な若ちゃんセンセイに食べさせ隊。
最後にソフトクリーム食べてうまーとなって帰宅してきました。
先ほどかったかまぼこをつまみにちょっとだけアルコール飲もうと思います\(^o^)/

ところで俺屍が想像以上に面白くてやめられない止まらないどうしよう。


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11月13日

junさま>
こちらこそ嬉しいコメントありがとうございます!
GS1の天童くんは最近ようやくプレイしたのもあって、今更フィーバーしているのですが中々性格を捕えるのが難しいので、なんちゃってな天童くんで申し訳なく・・・!
そして天童くん共々、佐伯を始めとしたGS2も当時だだ嵌りしているときにあまりもえを吐き出すことが出来ず、GS3熱から再熱している状態です。あちらこちらと手を出している節操のないサイトですが、またお時間があるときにでもどうぞお越しくださいませ\(^o^)/


その他ノーコメ拍手の方もありがとうございました!

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俺屍始めました+11月11日拍手レス

前から気になってたゲームの1つなんですが、やろうかやらまいか悩んでいたところに周囲の友人たちがぞくぞくとプレイし始めていくのを横目で見ていたら、うっかりDL版を購入していまし、た…

DL購入とか便利すぎだろおおおおおおおおおお!!!!

これでまだSonyのネット販売が復活していなかったら購入していなかったんだろうなと思います。ネット便利過ぎて恐怖。

とりあえず一族の名前は「九」
初代当主は女でプレイ開始。
焼律ノ銛の間に第一子→龍麻(たつま)、男、薙刀士。悩み:見栄っ張り
当主と黒鉄右京の間で第二子→律(りつ)、女、薙刀士。得意:竹馬。
龍馬が椿姫ノ花連との間に第一子→虎太郎(こたろう)、男、剣士。悩み:音痴

龍麻が面食いだっていうので美人でおっぱいが大きくて器量が良さそうな女神坂に筆下しをお頼みしました。
まだまだ序盤でござるぞ!どうしていのか右も左もわからないぜ!!
とりあえずいけるダンジョンは決まってるのかな??
あと行方不明の神様がいるなーと思ったらなんか堕ちてるらしいので、叩き起こしてやれ!!と言われました。しかしなんで堕ちてるの神様…
今の段階はとにかく一族を増やせ!らしいので神様女神様にお布施払って拝み倒してきます(……)
しかし2年で寿命尽きるって本当にあっという間だ……何代目くらいでラスボスまでいけるんだろうか。



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11月11日

junさま>
コメントありがとうございます!
若干ヤンデレ成分大目のルカバン(当社比)をご覧いただきましてありがとうございます!
こちらの話は一応書き終わっておりまして、GS3ページの単純で「簡単なこと」というタイトルで収納されております。よろしければそちらをご覧いただければと思います(o・v・o)
少しでももえていただけるようなお話を書けるように精進致します!ありがとうございましたー!

その他ノーコメ拍手もありがとうございます!

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おっぱいは揉むと大きくなるわけじゃないんだよ!

昨日見ていたTVで衝撃の事実を知ってちょっとだけカッとなってしまったアレな小話。

ちょっとだけいかがわしいので畳みます。



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