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イチジ九

すべからくどうしようもない日常のあれこれ。 ネタバレ盛り沢山ですので注意!

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走ってきた人はセーーーフ!!!!

なわけあるかああああああああああああああああ!!!!!!!

完全に遅刻ですが、ふいに小ネタが降臨したので上げておきますのまさかの琉夏誕。
卒業後の琉夏とバンビでござる。同棲はしてないよ!でも合い鍵は渡してあるよ!
そんな前提を説明をしなければいけないくらいの残念さである。

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 いつもなら惰眠を貪っている時間ではあるけれど、今日は自然と目が覚めた。しかも時間を確認してみれば、まだ朝の六時だ。二度寝をする資格は十分にある時間だったが、琉夏はどうしてかベッドから起き上がった。カーテンを開いて外を見やれば、七月を迎えたからというわけではないが、十分に明るくなっていた。琉夏はあくびを一つして寝室を出る。そのまま洗面所に向かおうとして、つと、台所への違和感に気が付いた。
 ――誰か、いる。
 一人で暮らしているからだろうか、自分以外の気配には敏感になってしまう。とはいってもその「誰か」の心当たりなど、たった一人しかいない。もしくは本当にただの泥棒だろうけれど、そもそもこんなおんぼろ一軒家にわざわざ狙いをつけて入ってくるような輩もいないだろう。そう中りをつけつつも、一応用心のためにと足音を立てないようにしながら近づいてゆく。台所へと続くドアも慎重に引いて、ほんの数センチの隙間を開けた。すると、流し台の前で何やら器具や食器を扱っているらしい、琉夏が予想を立てていた「彼女」の背中を見つけた。肩口で切りそろえているボブカットの毛先が揺れている。
「み」
 呼びかけようとして、琉夏は口を噤んだ。というのも、咄嗟にちょっとしたいたずら心が沸き上がったからだ。琉夏は数センチほど開けたドアを自分一人が通れるほどまで開く。全神経を美奈子と足音に向け、彼女に気付かれないように一歩、室内に踏み込んだ。ら、
「え」
「あ」
 琉夏が二歩目の足を踏み出したところで、不意打ちで相手が振り返ってしまった。ばっちりしっかりお互いの目と目が合ってしまい、二人同時に固まってしまう。だが、先に我に返ったのは美奈子の方で、今し方自分が使っていた流し台を隠すように両手を広げた。「通せんぼ」のような状態になりながら、美奈子は焦ったような声を出す。
「な、なななんで琉夏くんがいるのっ?」
「いやここ俺の家だし」
「そうだけど!」
「むしろこんな朝早くから来てる美奈子こそどうした? 夜這い? あ、朝だから朝這い?」
「どっちにしても違います!」
 琉夏の惚けた言葉にすぐさま突っ込みを入れつつも、美奈子は流し台の前からどことうはしない。あからさまに背後にある「何か」を隠したがっているのは明白だ。琉夏は背伸びをして美奈子の背後にある「何か」を覗き込もうとすると、美奈子も同じように背伸びをし、琉夏の視線をブロックする。反対側から同じように覗き込もうとすれば、やっぱり相手も琉夏の視線を阻止すべき身体を張る。二三度同じような動きを繰り返し、ぴたりと琉夏は動きを止めた。じっと美奈子の目を見つめれば、一瞬だけ彼女が怯んだ。当然琉夏はその隙を逃すはずもなく、真っ正面からがばっ! と美奈子に抱きついた。
「わ!」
 短い悲鳴を上げる彼女にはかまわず、琉夏はそのまま美奈子のを腕の中に抱え込む。元々身長差があるので、こうしてしまえば彼女の作る壁など乗り越えたに等しい。
「琉夏くん!」
 非難めいた抗議の声が腕の中で上がるけれど、時既に遅し。琉夏は美奈子の背中に隠されたものを見つけてしまっていた。
「……美奈子、それ」
「……」
 一見しただけで「それ」が何であるかはわかったけれど、美奈子の口から直接聞きたくて琉夏は問う。けれど腕の中の彼女は大層不服そうに唇を尖らせていた。おそらく、というか確実に琉夏をびっくりさせようとしてくれたのだろう。だからこんな中途半端な形でバレてしまったことが解せないのかもしれないが、琉夏にとっては十分過ぎるほどのサプライズだ。
「……今日は琉夏くんの誕生日だから」
「去年のクリスマスみてえ」
「量は足りないけど、あのときより豪華にしてみました…」
「うん、ちょううまそう」
 言って、琉夏はわらう。視線の先にあるのは全長20センチほどのホットケーキのタワーだ。一番上に重ねられたホットケーキには生クリームやフルーツで色とりどりにデコレーションがしてあり、チョコレートのプレートには「ハッピーバースデー」の文字が書かれている。
「…絶対琉夏くんが起きてくるのは昼過ぎだと思ってたのに」
 未だむくれた様子の美奈子のぼやきに、琉夏はますます愛しさがこみ上げてきた。どうして彼女は、こんなにも簡単琉夏を幸せにすることができるのだろう。
 卒業式のあの日。
 気持ちが通じ合って、きっとあれ以上の幸せなんてないと思った。
 けれど美奈子はそんな琉夏の予想を遙かに超えていく。
「美奈子」
 彼女の名前を呼び、ぎゅーっときつく抱きしめた。
「これ、食っていいんだよな?」
「いいけど、今から?」
「うん」
「…胸妬けしない?」
「愛があるから大丈夫」
「なにそれ」
 琉夏の言い分に、美奈子は吹き出した。くすくすと笑う彼女の額にキスをすれば、お返しとばかりに頬に唇が押し当てられる。そうして暫くキス合戦を繰り返したあと、美奈子が「誕生日おめでとう」と言ってくれた。


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ワンコ琥一


最近ちょっとだけブームなわんこ琥一。
人形に犬耳ついてるような状態でござる。
だがしかしちょっとマニアックなので畳みます。こんな設定ありかしらというお試し的な小話。



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年上新名小話

相も変わらずのスランプでござる。
とりあえず無理やりにまとめてみた出会い編のようなもの。
新名を先輩呼びし隊。


 高校に入学したらナンパは卒業。
 それは以前から決めていたことだった。だから本日無事に入学式を終え、まだ真新しいはばたき学園の制服を着た新名は高校生としての最初で最後のナンパに繰り出していた矢先だった。OL、大学生、同年代の高校生と様々な人が行き交う中、ふいに一人の後姿に目が留まった。
 特に目立つ格好をしているわけではない。ごくごく普通の、逆に言えば普通過ぎて目立たないタイプの少女だ。肩口で切りそろえられている髪も、やっぱりよくありがちなボブカットだ。目立つカラーを入れてるわけでもない。
 しかし新名は、殆ど無意識にその後姿を追いかけていた。平日というのもあってか、まだ人はまばらで彼女を見失わずに済んだ。元々男女のコンパスの差も手伝って、二人の距離はあっという間に縮まる。新名は相手のすぐ後ろまで近づいたところで、延ばし掛けた手を引っ込める。いやいやいや、落ち着けオレ。背後からいきなり声掛けるとかナンパじゃなくて不審者だろうが! ていうかナンパ初心者か!
 そう内心で地団駄を踏みつつも、さてどうするかと考える。このままずっと後を尾けていたらそれこそストーカーに他ならない。
 うーんと新名が考えている矢先、妙に派手な頭が視界に入った。まだらな茶色を逆立てたかのようにボリュームを持たせたその頭の持ち主は新名を追い越し、目の前の彼女の前に回り込む。そして、
「ねえねえカーノジョ、暇? 俺とお茶しない?」
「え…?」
 なんとも唐突、かつ無遠慮な言葉に少女は足を止めさせられた。きょろきょろと周囲を伺う彼女に対して、男の方はさらに距離を詰める。
「なにキョロキョロしてんの、あんたに言ってんの。ほら、行こうぜ」
「あの、わたし…」
「…おい」
 思わず、ナンパ男と少女の間に割って入っていた。
 腕を掴まれている彼女から男の手を叩き落とし、自分の後ろへと隠す。突然の乱入者にナンパ男は目を白黒させている間に、新名はさらにたたみ掛ける。
「嫌がってんのを強引に連れてこうとすんなよ。一歩間違えれば犯罪だぜ?」
「あ? そっちには関係ねーだろ!」
「関係なくても見逃せるかよ。ほら、さっさと行けって」
「ふざけんな…ッ」
 と、男が声を荒げようとして、その動きが止まる。周囲の刺すような視線に気が付いたのだろう。
 人が少ないといっても元々往来ではあるのだ。そこでこんなやり取りをしていれば、いかにも自分が悪者ですといってるのも同意義だ。その辺の頓着がなければこのまま喧嘩にまで発展する覚悟もしていたが、どうやら胆が小さい相手だったらしい。自分を取り巻く冷めた空気を察して、決まりの悪い表情に舌打ちを加えて退散していった。足早に去っていく後ろ姿が近くの角を曲がって見えなくなってから、ようやく新名は息を吐き出して振り返る。
 と、
「え、ちょ、待っ」
「…す、すみません!」
 振り返った先で瞳いっぱいに涙を溜めた彼女の表情に、新名は思わず狼狽える。通り過ぎていく人たちはどんどん変わっていくので、先程までの流れを知らない人たちにはとっては、今度は新名が悪者として仕立てられてしまう。ちくちくと刺さる視線を自分が浴びる立場に代わり、新名は居たたまれなさに周囲を見渡す。するとすぐ近くにチェーン店の喫茶店を見つけ、少女の手首を掴んで強引にならないくらいの力加減で引き寄せた。抵抗はされない。
「とりあえず、こっち」
 言う新名にもう一度「すみません」と言う彼女を伴って、二人一緒に喫茶店へと入っていく。
 いらっしゃいませと出迎える店員にコーヒーを二人分注文。チェーン店ならではの素早い商品提供は、こういうときは有り難い。トレイに載せられたコーヒーを受け取り、新名は空いている席へと向かう。
「座って」
「…すみません」
 三度目の同じ言葉を言って、少女は新名の向かい側に腰を下ろした。バッグから出したであろうハンカチで目元を抑えている。
 暫く相手が落ち着くまで、新名は注文したコーヒーに口をつけた。砂糖もミルクも入れずにブラックで飲み始めたのは最近だ。最近ようやく慣れてきたコーヒーの苦みが、今日に限っていつもより強く感じるのは気のせいか。
 店内に流れるゆったりとした曲調が、妙に新名を焦らせる。
「あの……ありがとうございます」
 新名がコーヒーを半分ほど飲み干したところで、ようやく少女から違う言葉が聞けた。目はまだ少し赤いけれど、泣く衝動は収まったらしい。
「いいって」
「コーヒー代、払います」
「これくらいなんてことないからさ、気にすんなよ」
「でも」
「じゃあ、コーヒー代の代わりにもう少しだけオレとお話してくんない?」
 なるべく軽い調子で言ってみるものの、彼女の表情が一瞬陰ったのに気が付いた。しまったと内心で顔を顰めるものの、それは臆面にも出さない。軽く肩を竦めて、腰を浮かせる。
「なんつって、冗談。オレ先に行くからさ、もう少し落ち着いたら気をつけて帰りなよ」
「あ、ちが、」
 立ち上がった新名と一緒に、彼女も一緒に席を立つ。慌てたようにブレザーの裾を掴んできた彼女に、思わず驚いた表情を向けてしまう。ばっちり視線が合ったところで、相手は再び俯いた。
「えーと……とりあえず、座るか」
「はい…」
 新名の提案に頷いて、二人はもう一度席に着く。
 変わらず店内に流れるBGMを暫く聞き流していると、今度は彼女の方から口を開いてきた。
「…その制服、はば学ですよね?」
「うん、まあ」
「わたし、来年受験するつもりなんです」
「へえ。…てことは、今中三?」
「はい」
 頷いて、けれど再びその顔が陰った。俯く彼女を見やれば、困ったような表情でわらう。
「でも、わたしの成績だとはば学に届かなくて。だからはば学の制服を目の当たりにしたらすごく羨ましくなっちゃったんです」
「まだ一年あるんだから、努力次第で行けるんじゃね?」
「でも」
「言い訳とかするくらいなら、最初から言わない方がいいぜ。逃げ道作ってラクになりたい気持ちはわかるけど」
 そこまで言って、新名ははっと我に返る。初対面の、しかもお互いの名前すら知らない相手に何を説教してんだオレは!
 内心でつっこんでから恐る恐る彼女の様子を伺う。再び俯いてしまった相手の表情は見えず、新名はコーヒーを一気に煽ってカップをソーサーの上に置く。かちゃん、と食器同士の触れた音が上がる。
「……悪い、ちょっと言い過ぎた」
「いえ、その通りですし」
「や、つっても初対面の子に偉そうに言える立場じゃねえっつうか」
「逆にそういってもらえて、吹っ切れました」
 再び泣きに入られたと予想していただけに、改めて新名へと視線を上げた彼女の目は先程自分で言った通り、どこか吹っ切れて見えた。
「あと一年、頑張ってみます」
「そっか」
 まるで決意表明のように言う相手の言葉に、新名は頷いた。 
「じゃあ、はば学で待ってるぜ」
「はい」
「あー…でさ。名前、聞いてもいい?」
 経験上、この流れならば名前を聞けることは間違いないとわかっているはずのに、妙な緊張感を覚えた。それこそまるで初めてナンパをしたときみたいな心境を思い出して、内心では平静を保つのに必死だ。そしてそんな新名の努力は実っていたらしく、出会ってから初めて笑みを浮かべて、彼女は名前を名乗ってくれた。
「小波美奈子です」
「オレは新名旬平」
「新名先輩ですね」
 嬉しそうに、そしてどこか恥ずかしそうに新名を呼ぶ姿が初々しくて、こちらまでつられてしまいそうになる。
 先輩なんて、中学時代から呼ばれてもいたのだから別に珍しくもねーのに。
 そんな風に己へと突っ込んではみるものの、やっぱり浮き足だっている気持ちは自覚していた。
 結局そのあと三十分ほど会話をしてから、店を出た。
(さすがに電話番号までは無理か)
 別れ際、それじゃあと頭を下げる美奈子には手を振ることしかできなかった。
「……つか、なんでこんな舞い上がってんだオレ」
 声に出して呟いて、新名は美奈子とは反対側の道へと踵を返した。

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充電

久しぶりな友人と会って色々充電させてもらいました。

あっちこっち練り歩いてきたんですが田舎だろうと都内だろうともうあっついもんはあっつい!!
と日傘片手にぐでんぐでんになってました。あわよくばラブプラスを買って帰ろうかと画策してたのにどこの電気屋にも売ってなかったわ……都内なのに!池袋なのに!
大人しく乙女ロード辺りを徘徊してくればよかったんだろうか。
うっかりワンピのガチャガチャを発見してしまい、しかもエースの海賊旗マークがある!と意気込んで挑戦したら、

ゾロ

シャンクス

ルフィ

と見事に惨敗した件。否!皆好きだよ!だがしかし私の本命はエースなんだ!
けれど前回は黒船とバギーが当たるという結果に比べれば大変有り難いんですがね。
で、シャンクスは友人にあげました。ゾロはえどにあげようと思います。

まだ地元まで帰宅途中ですので、気をつけて帰ろうと思いまする。
また一週間仕事がんばるぞーう!

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るかたん!


昨日は琉夏誕チャットをして参りました!
いつものメンバーできゃっきゃうふふな内容を繰り広げていたはずが、最終的には琉夏の残念な部分を確認することと相成りました。だがそこがいい。そんな琉夏が大好きだ。

とりあえず大阪とラブコレまで悠長に構えてたんですが、現実が恐ろしく迫ってきていることに気がついて思わず目を逸らしたくなりましたが逃げちゃだめだ!
原稿頑張ります。最悪8月にある夏休みに一気に片付けたい。そんな風に追い込まれることなく日々コツコツ書いてゆけるのが理想ですがそういうところも現実はきびしいよね!泣けるで!!

そんなことを言いつつも、今日は親友の家にお邪魔して一頻りごろごろしてきました。
昨日食べられなかったケーキも買いました。やっぱりチーズケーキはベイクドに限るぜ。どっしりしていればしているほどベイクドなチーズケーキが好きです。

そしてここ数日エアコンの調子が悪いキュリオスをみてもらってもきたんですが、なぜかショップに持って行った途端何事もなく冷風を起動させるキュリオスに思わず殺意が芽生えましたどうも私です。
暑さに耐えたあの日々は何だったんだというほど快適な冷風をお届けしてくれやがってこのやろうキュリオス。もうすぐ車検なんだから覚えてろ。

明日は久し振りにカラオケでござる!
ウテナを歌ってくるのが目的です(`・ω・´)キリッ

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