コツコツ集めていた東リベですが、ついにリアル発売に追い付いた25巻。
現在最終章と言われてる展開で、表紙のドラケンが24巻のマイキーと対になる形なのかな?とわくわくしていた気持ちが一気に吹き飛んでしまった…ドラケン…表紙の彼の着ている服はつまるところ「喪服」って意味だったのかな…
読み終わったあと、どうして、としていなかった。
誰もこんな結果を望んでなんかいなくて、でもマイキーを救うためには必要な決断だったとしても、それでもどうしてと嘆かずにはいられない。
未来で千咒の姿がなかったから嫌な予感はしていたけど、それを回避するためにドラケンが犠牲になるのも納得なんてできないんだよ。
それでも元々の未来ではドラケンはとっくに死んでいて、次の未来では死刑囚になっていて、さらにその次の未来では笑顔でぱーちんの結婚式に参加していた。
どれも違う形の未来だけど、一つだけ変わらないのはどの未来でもエマちゃんは死んでいて、さらにマイキーは抗えない黒い衝動に飲み込まれてしまっていたこと。
未来で生き残ってたのは死刑囚のドラケンとバイク屋してるドラケンだけど、どっちのドラケンもエマちゃんを守れなかったことをずっとずっと後悔してたのは同じで。それと同じくらいマイキーも守れなかったことを後悔してたのかもしれない。
だから今回のドラケンの犠牲を「よかった」なんて言えないし、言いたくもない。
だって、また一つマイキーは大事なものを失ってしまった。
唯一のヒナちゃんが助かって皆、マイキー以外が笑っている未来が最良と思わずにたけみっちは過去に飛んでの最初の犠牲にしては重すぎる。
ただ、今行くぜエマ、とドラケンが最期に言った言葉が本当にすべてなのもわかる。わかるけど、納得はできない気持ちでずっとぐるぐるしてしまう。
そもそもたけみっちがヒナちゃんだけが助かればいいと思うような人ならここまで来れてなかったのもあるし、そんなたけみっちならヒナちゃんが好きになることもなかったのもわかる。わかる、けど、でもーーーーーーーーーしんどいものはしんどい!
天国のエマちゃんはなんでこんなはやく来ちゃうの!てぷんぷんしてると思うけど、それでもやっぱりうれしさはあるのもわかってしまうから本当にしんどい。
ドラケンも残したマイキーが心配なわけないけど、でもたけみっちならどうにかしてくれると思って託せたんだろうな…もう本当、ドラケンが息を引き取る直前に見た、皆でろくな防寒もせずに初日の出を見るためにバイクを走らせて、バカみたいに寒い海で駆け回るようなあのままの東卍会のままでいてほしかった。最終章と言われるだけにつらいけど、これまだ序章でしょ…?え、大丈夫?これからさらにつらいの来るの?控えめに言って無理なんだが???
25巻でキーが春千代なのはわかったけれど、26巻の発売までどんな気持ちで過ごせばいんだ…無理だとわかってるけど、これ以上犠牲が出ないでくれ…無理なんだけど…
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