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イチジ九

すべからくどうしようもない日常のあれこれ。 ネタバレ盛り沢山ですので注意!

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ゆるぼリクその1 天宮とかなで

いちゃいちゃする天宮とかなで

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 日曜日の今日は、当然星奏学園もお休みだ。部活の練習もなく、どうしようか迷っている矢先に天宮からお茶会をしようと誘いがあった。当然断る理由のないかなでは二つ返事で頷き、彼の通う天音学園までやってきたのだ。
 天音学園の所有する薔薇園に来るのは、これで二度目だ。それでもやっぱり数え切れない種類と、咲き誇る薔薇の美しさにため息が零れる。
 かなでは手近な薔薇の元へと駆け寄ると、その場にしゃがみ込んで薔薇と同じ目線の高さになる。より一層薔薇の香りを強く感じながら、かなではそっと花弁へ指先を伸ばした。と、すぐ隣に同じようにしゃがむ人の気配に、視線と顔をそちらへ向ける。当然そこにはかなでを誘った本人である、天宮の姿があった。
「迂闊に触ろうとすると、危ないよ」
 やんわりと彼は言って、かなでの指先を捕まえた。そうしてその指を自分の方へと引き寄せたかと思えば、彼の柔らかい唇が指先に触れる。かなでは驚いて固まってしまうと、天宮はくすくすと楽しそうに笑った。その笑みにどうしていいのかわからず、ただ顔を赤くして俯けば、当足元付近にも咲く薔薇たちにじっと見つめられているような気分になった。
「以前、君とここに来たときは」
 ふいに、天宮が言葉を発した。かなではつい顔を上げると、天宮は薔薇を見つめながら話を続ける。
「ここでしか生きられない、生かされているこの薔薇たちが、あんまり好きじゃなかったんだと思う」
「……」
「でも、今はそうじゃないよ。君のおかげでね」
 言って、天宮はかなでへ向き直る。中性的な印象のある彼が笑うと、何とも言えない迫力があると思うのは自分だけだろうか。色素の薄い目が細められて、ゆっくりと笑うさまは男の人でも「きれい」と表現しても差しさわりがないだろう。
「この薔薇たちはここで精一杯生きている。だからこそこんなにもきれいに咲いているんだと、最近は思えるようになったんだ」
「天宮さん」
「でも、僕にとっては君という薔薇が一番なんだけど」
 さらりととんでもないことを言ってのけたかと思うと、天宮はかなでへと顔を近づけてきた。不安定な態勢なだけあって、かなでは逃げることもできずにただうろたえるだけだ。相手の手が頬を撫でて、徐々にお互いの顔の距離が近づいていく。夏の大会以降、天宮と恋人関係になったとはいっても、未だにかなではこういう雰囲気には慣れずにいた。どうしていいのかわからずに、毎回うろたえてしまうのだ。
「天宮さ」
「違うよ」
 動揺しまくっているかなでとは対照的に、天宮はひどく冷静に、そうして甘い声で囁くようにかなでに言う。
「ねえ、かなでさん。ちゃんと呼んで。僕は君に、名前を呼んで欲しい」
 ストレートな言葉と、真っ直ぐに見据えられた視線に頭の中が真っ白になる。濃い薔薇の香りも相まって、ふわふわと足元が覚束ない。まるで夢の中にいるような錯覚を覚えて、けれど触れられている頬から伝わる確かな天宮の体温は、確かな現実なのだと自覚する。かなでは彼の手に自分の手を重ねて、少しの躊躇いのあとに彼の名前を呼ぶ。
「……静、さん」
 そうして、間近で微笑む彼の笑みを見て、やっぱり夢なんじゃないかと思うほどには彼のことが好きで。
 けれどこうして、彼の隣にいられることが幸せなのだと痛感するのだった。

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天宮久しぶりすぎて誰これ状態

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東金小話

 電話には出る。
 メールも返す。
 問題なのは、それらほぼすべての発信が「自分から」という点だ。
 東金は携帯電話のメール履歴をざっと見返したあと、ベッドの上に放り投げた。
 あの夏の大会が終わってから二ヶ月が経ち、季節は残暑も過ぎてすっかり秋に移り変わっている。あと少しすれば冬の足音も聞こえてくるだろう。
 東金は自室のベッドに寝転がって高い天井を見上げたあと、再び放り投げた携帯電話へと視線を向ける。夏の大会以降恋人となった小日向かなでとは、あれから直接会ったのは三回だけ。そのあとは当然メールと電話での近況報告になるのだが、かなでから連絡をしてきたことはその中でほんの数回程度だ。そうしてよくよく考えれば、今まで付き合った異性の中で、ここまで頻繁に東金から連絡を取っていた相手がいないことに気がつかされた。それほどかなでにのめり込んでいる自分に呆れるものの、そんなことでどうにかなるような相手ならばきっと、好きになんてならなかった。しかし、我ながら厄介な相手を選んでしまったものだと苦笑を零す。
 ひとまず気分転換にシャワーでも浴びるかと身体を起こしたタイミングで、携帯電話のバイブレーションが震えて着信を告げる。東金はしぶしぶ携帯電話へと手のを伸ばすも、ディスプレイに表示されている名前を見て、すぐに通話ボタンを押した。
「もしもし?」
『あ、東金…さん?』
「俺に掛けてるんだから、俺が出るに決まってるだろ」
『そ、そうですよね…ごめんなさい』
 謝る声が尻すぼみになっていくので、受話器の向こう側で彼女がしゅんとなっているのが想像できた。東金は思わず自分の顔がにやけそうになるのを自覚して、誰に見られるわけでもないのに慌てて顔を引き締める。
 すると、携帯電話の向こう側からはかなで以外の声が聞こえてきた。
『おい、もういいだろ』
『え、えっ?』
『俺は部屋に戻るからな』
『ちょっと、響也!』
 かなでは携帯電話を離してしゃべっているのか、聞こえてくる声は少し遠い。それでも会話の内容と、声の主が誰なのかはっきりとわかった。
 如月響也。
 かなでの幼馴染である男の名前と顔を思い出すと、東金の表情には、先ほどまでの笑みが消えていた。
 おそらく、時間帯からすれば二人は寮にいるのだろう。東金は夏の間だけ世話になった寮だったが、かなでと響也は違う。元々二人はあそこの寮生で、夏の大会が終わっても当然住み続けている。だから一緒にいることになんの不思議もないのだが、面白くないと思うのは嫉妬心から来ているのは明白だった。
(………嫉妬?)
『東金さん?』
 控えめなかなでの声で、はっと我に返る。
「…いや。それより、どうした?」
 そう東金が促すと、かなではいつものように他愛無い会話を始めた。しかしその話の中心はどうしても彼女が所属するオケ部の話になってしまう。今までは気にならなかったが、今日は無性に引っかかってしょうがなかった。
 先ほど脳裏を過った単語が、ぐるぐると渦巻く。
 まさかと否定して、けれど結局考えはそこに行きついてしまうのだから、もはや認めるしかない。
 しかしそれだけで済まさないのが東金千秋という男であった。
 千秋は明日からのスケジュールを頭のなかで確認し、さりげなくかなでの予定を聞きだす。どうやら今週末はなにもないらしいことがわかると、東金は再び口角を上げて笑った。



「よう」
「…………え?」
 星奏学園の校門の前で待ち、下校する彼女の姿を見つけて声を掛けた数秒の間を置いて、かなでは東金の想像通りのリアクションを返してくれた。そうしてきょとんとした顔からもう数秒の間を置いてから、
「と、東金さん!?」
 とこちらの名前を呼ぶまでは予想済みだ。基本的に、かなでの行動パターンは読みやすい。唯一わからないのは音楽性についてだが、そこはわからないからこその楽しみがあるので問題はない。
「なんで……あれ? わ、わたし、約束してましたっけ?」
「してないぜ。俺が会いたくなったからきただけだ」
「そ、う、ですか…」
「嫌だったか?」
「そんなこと!」
 勢いよく顔を上げて否定するかなでに、東金はついに堪え切れずに噴出してしまう。本当にどうしてこう、自分の想像通りのリアクションを返してくれるのか。
 そんな風に笑う東金を見たかなでは、今度は徐々に機嫌を下降させていく。唇を突きだすようにして、大きな目を吊り上げてみせた。元々顔の作りがかわいらしいのもあって、そんなことをしても迫力はないのだが、彼女なりの精一杯の不機嫌な表情なのだろう。つんと横に顔を向けて、かなでは言う。
「もう、そんなに笑うことないじゃないですか!」
「悪い悪い」
「絶対思ってないですよね!」
 最終的にこちらに背を向けてしまうかなでに、東金はどうにか笑う衝動を堪えた。かなでの肩に触れて抱き寄せてみれば、拒否はされなかった。ただ、顔だけは東金を見ないようにと俯いている。
「好きなやつほどいじめたいって、いうだろ?」
「……何言ってるんですか、もう」
 拗ねた口調で言うも、そこでようやくかなでは東金を見た。拗ねているのと、困っているのが半々に混ざった表情をした彼女の額へと素早く唇を押し当ててやれば、その顔は一気に赤く染まった。
「本当、いい反応するな」
「もう、そうやってすぐからかうんですから!」
「からかってねえよ。いつも本気だぜ? 俺は」
「余計だめです!」
「わかったって。そもそも、今日はおまえに『お願い』があってきたんだ」
「お願い…?」
 東金の言葉に、かなでは勢いを削がれたように小首を傾げた。
 ああ、と東金は頷くと、かなでの目を見つめて至極真面目な口調でもって、言う。
「かなで、俺の名前はなんだ」
「東金さん?」
「違う、下の名前だ」
「千秋、さん」
「そうだ」
「あの…?」
「今から名前で呼ばないと、そのたびにおまえからキスしてもらうからな」
「えっ!?」
「あと、もう少しおまえから連絡してこい」
 ついでにようにつけ足して言えば、かなではどうしていいのか目を白黒とさせている。それでもどうにか立ち直るものの、言葉は言い淀むようにもごもごと口を動かすだけだ。
「なんだ?」と東金が促すと、かなでは今日一番困った表情になった。
「……だ、だって、その」
「怒らねえから、言ってみろ」
 その東金の言葉が後押しになったのか、それでも暫くの逡巡を繰り返してから、かなでは忙しなく彷徨わせていた視線を地面へと向けた。そうしてかくんと肩を落とせば、観念したように呟く。
「………まだ、その……東金さんと話すのに、緊張しちゃうんです」
 その一言を聞いて、東金は数秒沈黙した。
 けれど次の行動は迅速だった。かなでの手を掴み、すぐさま通り過ぎるタクシーを捕まえる。知ったホテルの名前を運転手に告げれば、車はすぐさま発進した。
 そうして東金はこれ以上なく機嫌良く笑い、かなでに告げる。
「今日は俺様に慣れてもらうまで寮には帰さねえから、覚悟しろ」
「え、えええっ!?」
 そんなかなでの悲鳴などお構いなしに、タクシーは二人を目的地まで運ぶのであった。


「そう言えば、さっき『東金さん』って言ったな?」
「う」
「今日は何回おまえからしてもらえるかな」
「東金さんの意地悪!」
「二回目」
「…っ!?」

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ブリオッシュ

この間友人から水とバターさえいれればブリオッシュになるよ!という魔法の粉をもらったので、さっそく使ってみました!
正直たまーにHBが失敗するので、この粉でちゃんとできるのか不安でしたが、そんな不安は無用した。ちゃんとブリオッシュになった。しかし一斤丸々がブリオッシュなので、取り出すときにひどく苦労しました。普通の食パンより皮が柔らかいんです。どんなかというと、焼き上がりのクロワッサンです。ちょっとぶつけたりしようもなら端から壊れていくこの脆さ。
ひいいいってなりながら取り出し、贅沢にアツアツを食べてやんぜ!と掴み掛かればぼろぼろと崩れていくような大惨事。始終ひいひい言いながら食べてました。ハンディークリーナーが大活躍です。けれどもやっぱり一斤は食べ切れなかったので明日の朝に食べます。むしろバター40gも入ってるカロリーを想像しただけでぞっとしますが、今は何も考えないようにしたい。健康診断は終わったんだ!

しかし三連休もあっという間に終わってしまいましたね。
すごい暑い三日間でしたが、ふと気をゆるむと暑さなど関係なく寝てしまうこの怠惰さよ。
いやでもなんか、暑いと逆に寝ちゃったりしませんか。私、一時ホットヨガに通ってた時期があるんですけど、湿度37度の室内でヨガが始まる前にちょっとウォーミングアップして横になってるとそのまま寝ちゃいそうになるんですよね。湿度37度の場所でぐっすり寝ようものなら確実に脱水症状になりますけども。

明日も今日より暑くなるそうですね。
社内を駆け回ることが多いので水分補給には気を配りたいと思います。皆さんもどうぞ気を付けて!
それでは部屋の片づけという現実に戻ってきます

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暑い

暑い上に部屋の片づけが終わりません。
昨日友人からもらった扇風機が大活躍です。大活躍過ぎてうっかり寝ました。完全に片付ける気がないのがもろばれである。
エアコンはまだつけません>< 正確には掃除してないからつけられないともいいます><><
でもまだエアコンをつけなくても頑張れるので、今年の夏はこのまま耐えられる夏であってほしいです。本番はこれからなんでしょうが、あんまりエアコンが得意じゃないのでできるだけつけない方向性でゆきたいです。

暑い中で大迫ちゃんとそうめんを食べたいです。スイカでもいい。
とりあえず今日はそうめんを食べたので近々スイカが食べたいです。そういえばいまだかつて種無しスイカを食べたことがないんですが、種無しスイカと普通のスイカって味は同じなんですかね?
種がないのにすごく憧れがあります。あと四角いスイカも食べてみたい。
夏になると夏バテで食欲がなくなるという話をよく聞きますが、私にそんなことがあった試しがありません\(^o^)/食い意地が張り過ぎてる\(^o^)/

食べることが大好きです。だから肥えるんですねわかります。

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バースデー

今日は友人のお嬢が一歳、ジュニアがハーフバースデー記念ということで、手巻き寿司やらオードブルやら買い込み、高校時代の友人5人で誕生会をしてきました!
バースデーケーキは毎度お馴染み友人の手作りです。
そのバースデーケーキがこれ!



・・・・・まさかの私の名前も入っている件。
確かにお嬢と私の誕生日一日違いだけどね!しかしこの絶望感よ・・・
でもケーキはおいしかったのが悔しい。いつもおいしいケーキをありがとう友よ(´・ω・`)

ついでに誕プレも沢山いただいてしまって、二人を祝いにいったつもりなのに私も仲間に入れてもらっちゃいました。うれしい。



ピアスとか扇風機とかパックとか皆の気持ちを受け取ったぜ!わーい!特に扇風機は買おうと思っていただけに有難い。これでこの夏は勝る。

そして今日は友人二人の送り迎えをしたので、さすがにちょっと疲れたのでそろそろ寝ます。
部屋の片づけは明日だ!
ではではおやすみなさいませ~

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