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イチジ九

すべからくどうしようもない日常のあれこれ。 ネタバレ盛り沢山ですので注意!

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誕生日ったー

ついに大台に乗ったー

というわけで誕生日です。
年齢的に感慨深いのか世知辛いのかとても複雑な心境ですが、素直に「おめでとう」と言われるとうれしくなる体質なので喜んでおきます。ありがとうそしてありがとう!
とはいっても普通に仕事をする一日なわけですが、私の楽しみは明日なんだ!
明日は友人と誕生日という名目でケーキバイキングにいってきます。スイパラに行くのが久しぶりでわくてかします。
最近甘いものへの欲求が留まる事を知らないので、存分に満喫してきます。健康診断も終わったし誕生日だし!と自分に言い聞かせます。とはいってもあとでやってくる脂肪という現実に遠い目をすることになるのは明らかですが、たまにハメを外すくらいいいじゃない><

明日の友人とのお出かけに思いはせつつ、今日の仕事後半戦をがんばってきます。

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\(ハッピーバースデー佐伯!)/

小話というより小ネタレベル。
ごめん佐伯。でも大好きだっていう気持ちはこもってるつもりですなのではやくデイジーと結婚しろ

改めて誕生日おめでとう、佐伯!!

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「お、お父さーん」
 一日の授業が終わり、バイト先である珊瑚礁に向かう道すがら。
 少し先に見知った後ろ姿を発見したあかりは、遠慮がちにその背中へと声を掛けた。そうすると、相手は歩みを止めてゆっくりと振り返る。学校では絶対に見せることのない半眼でもってあかりの姿を認めるや、今度は営業スマイルを浮かべて見せた。
「やあ、海野さん」
「う」
 いつもよりもワントーン高い声に、あかりは思わずたじろぐ。学校内やバイト先の珊瑚礁ならいざ知らず、今はあかりと佐伯の二人しかいない。というのに、この他人行儀の態度は彼の機嫌が悪いことを示している。あかりはもう一歩後退しそうなのを踏みとどまり、代わりに勇気を振り絞って彼へと近寄る。
 佐伯はあかりが来るのを待ち構えるように、その場から動かない。夏の暑さとは違う部類の汗が背中を伝い、あかりは視線を落として彼の元へと到着した。相手の靴のつま先を見つめながら、鞄と一緒に手にしていた紙袋を差し出した。そうして「誕生日おめでとうございます」と続ければ、頭に彼お得意のチョップがお見舞いされてしまった。
「遅い」
「…ごめんなさい」
「そんな親不孝な娘に育てた覚えはないぞ」
「だからって家庭内暴力はどうかと思うの」
「よし、もう一発だな」
「ごめんなさい」
 チョップの構えを取る佐伯にすかさず頭を下げて見せれば、今度はチョップではなく手のひらが頭の上に乗った。くしゃり、とその手があかりの髪の毛をかき混ぜ、すぐに離れていく。撫でられたのだと気づくのに数秒の時間を要してから、顔を上げた。すると、佐伯はいつものようにどこかめんどくさそうな表情でもって、いくぞとあかりに告げた。
「ちんたらしてたら遅刻する」
「う、うん」
「あー、あとな」
「なに?」
「じいさんがケーキ買うって言ってたから、ちょっと処分係りに加われ。そんで、カピバラになれ」
「ちょ、なんかその表現おかしい!」
「じゃあ食わない?」
「食べるけど!」
「ならいいだろ」
 そう言って、佐伯は笑う。その笑みにうっかり心臓が高鳴ってしまえば、彼は急にあかりの手を掴んできた。え、と思うのもつかの間、彼は急に走り出した。
「思ってたより遅れてる。急ぐぞ!」
「ま、まってちょっと瑛くん!」
 引っ張られてる態勢によろめくも、すぐに立ち直って彼の後ろをついていく。繋がれた手にどきどきと心臓が速くなる。
「瑛くん!」
 走りながら、あかりは彼を呼ぶ。相手は振り向かずになんだよと素っ気ない返事を返してきた。
「誕生日、おめでと!」
 そうあかりが言えば、繋がれた手にぎゅっと力が込められた。

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ゆるぼリク4 桜井兄弟とアイス

 ミーンミーンと蝉の鳴き声が騒がしい。
 日差しもきつく、太陽の光を照り付けるアスファルトからは日差しが反射して、目が痛いくらいだ。
「暑い」
「ウルセー」
 コンビニに到着した途端、琉夏の発した一言には兄の罵声が返された。琥一はさっさとバイクのエンジンを切ると、さっさとコンビニの店内へと入っていってしまう。琉夏もそれに続くようにバイクから降りて、兄の後を追う。いらっしゃいませーという間延びした店員の声を聞き流しながら、琉夏はまっすぐにアイスコーナーを目指す。対する琥一は、適当な雑誌を手にしてページを捲っていた。
 さすがに店内はエアコンが効いていて快適だ。WestBeachにある唯一の冷風材料である扇風機(拾いもの)が、先ほど寿命を全うしてしまったらしく、うんともすんとも言わなくなってしまったので、応急処置としてコンビニに非難してきたというわけである。今は天国だが、あと数分であの灼熱地獄のような場所に戻るのかと考えてると、若干どころか相当うんざりしてしまう。冬よりは夏の方が比較的好きだが、それにしても限度がある。琉夏は少しでも涼しさを継続させようと、ソーダ味のアイスを手に取った。それを持ったタイミングで、いらっしゃいませーという店員の声が上がる。琉夏はなんとはなしにそちらへと目線を向ければ、入口の所に立っている一人の少女と目が合った。
「琉夏くん」
「美奈子」
 まさかの幼馴染との再会に驚いていれば、それに気づいたらしい琥一も雑誌をおいてやってきた。
「二人とも、お買いもの?」
「ていうか、涼みにきた」
「ええっ?」
「扇風機、壊れちゃって。WestBeachにエアコンねえし」
「あ、あー…」
 言う琉夏の言葉に、美奈子は色々なことを察したらしい。彼女も数回遊びに来ているだけに、あそこの偏った設備は把握済みだ。冬なんて、室内なのに上着を着て過ごすこともある。
「大丈夫? 熱中症とかにならないでね?」
「だってさ、コウ。そういうわけだからエアコン買ってきて」
「バカ、買うわけねえだろ」
「じゃあ拾ってこいよ」
「テメエはもう暑さでイカれてんのか」
「二人ともっ!」
 こんな掛けあいは日常茶飯事ではあるが、さすがに狭いコンビニ店内では目立ってしまう。レジ横に立つ店員がちらちらとこちらに視線を送っているのに気がついて、琉夏は軽く肩を竦めて見せた。
「とりあえず、ここはやめとこう。平和的にアイスで解決だ」
「意味わかんねえ」
「美奈子、コウが奢ってくれるって」
「テメエは本当に人の話を聞かねえのかコラ」
「琉夏くんも琥一くんもストップ!」
 ぐい、と二人の間に割って入った美奈子が、下から見上げて目を吊り上げていた。ちょっとだけその勢いに面食らうと、琥一は舌うちをし、琉夏は降参とばかりに手を上げた。
「ケンカしないの。アイスならうちにあるから、良かったら寄ってく?」
「え? いくいく」
「おい、バカルカ」
「コウは行かねえの?」
「…んなこと言ってねえだろ」
「じゃあ、決まり」
 ね? と吊り上げていた目を笑みに変えて笑う幼馴染に勝てる術など、この兄弟には用意されていないのであった。

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ゆるぼリク3 冥加とかなで

冥加さんだけで精一杯でした・・・

--------------

 いつもより二割、否、三割増しほど複雑な表情をした冥加の横顔を盗見みて、かなでは綿を詰められる前の状態の、くたっとしたうさぎのぬいぐるみの一つを手に取った。
 周囲は女友達同士、または恋人という組み合わせで賑あうこの場所は、オリジナルのぬいぐるみが作れるとういことで密かに話題なのだ。
 たまたま今日の星奏学園と天音学園の合同練習のあと、唐突に冥加から妹の誕生日プレゼントの相談(多分)を受けて、参考の一つにでもと一緒に同行したのだが、彼はこの店を目の当たりにしてからずっとこんな調子だ。
 かなでは今しがた手にしたぬいぐるみとは違う種類のぬいぐるみも持ち、冥加に訊く。
「これなんか、結構女の子には人気らしいですよ?」
「理解できん」
「そうですか? 確かに綿を詰める前はちょっとくたっとしてわかりづらいかもしれませんけど、これはこれでかわいいと思いますし、綿も自分の好きな柔らかさまで入れてくれるので愛着も湧くと思うんです」
「俺が理解できないのはそこじゃない。まあその思考も理解できんが」
「そんなこといってたら、プレゼントなんて決められないじゃないですか」
「……俺の代わりに貴様が決めろ」
「だめですよ。ちゃんと詩織ちゃんのことを考えてあげないと」
 そうかなでが言うと、なぜか冥加は舌打ちをした。そうしてさらに複雑になっていく表情に、今度はかなでの方が困ってしまう。両手に持ったぬいぐるみをそれぞれ元の場所に戻し、うーんと腕を組んで考える。かなでも今年の夏に横浜に来たばかりなのと、休日は殆どバイオリンの練習に費やしているので、実はそんなに流行について詳しいわけではない。この店だって、たまたま(さまざまな)情報に詳しい友人に教わったから知っただけなのだ。
 困った、とかなでが途方に暮れかけたそのとき、何とはなしに目を向けたぬいぐるみケースの中の一体と目が合った――気がした。ととと、とかなではそのぬいぐみに駆け寄ると、両手で抱きあげる。沢山ある種類のぬいぐるみの中で、それはスタンダードなテディベアだった。けれど、他のテディベアよりもちょっとだけ眼がつり上がっているように見える。確かに同じ種類でも表情はすべて違うというのがこの店の売りだが、それにしてもこの子だけは特に目元がきつく見えてしまい、そんなぬいぐるみをかなでは誰かに似ていると思った。
「おい」
 ふいに、背後から声を掛けられて、ぴんと背筋を伸ばす。
 そうして振り返ると、呆れた顔の冥加と目が合った。瞬間、「あ」と思わず声を上げてしまった。
「なんだ?」
「な、なんでも!」
「おかしなやつだな。……それ、気に入ったのか?」
「え、あ、はい」
「寄こせ」
「え?」
 突然の冥加の言葉を理解するよりはやく、彼の手がかなでからテディベアを奪い去ってしまった。そうして冥加の後を追うも、元々の身長差から彼の方がはやくレジに到着してしまう。こちらでよろしいですかとお決まりのセリフで問う店員に、ああと頷く冥加。プレゼント用のラッピングやリボンの見本を店員が取り出したところで、かなではようやく冥加の隣に追いついた。
「あの、待ってください」
「なんだ、違うのがいいのか?」
「そうじゃなくて、じ、自分で買いますから!」
「気にするな。付き合わせた礼だ」
「でも」
「リボンはこの赤で、ラッピングはこれで」
 言い淀むかなでには構わず、冥加はさっさと話を進めてしまう。隣でヤキモキしながら事の流れを見守ることしかできないでいると、ふいに冥加がこちらを見降ろしてきた。数秒目が合うものの、再びふいっと顔を正面に戻されてしまう。
 冥加さん? とかなでが口を開くより、店員の方が一歩はやかった。
 店員は慣れた様子で一枚の紙を提示すると、接客スマイルでこう言った。
「では、お名前をお決めください」
「は?」
 思わず、といった表現がぴったりと当てはまるような反応を、冥加は返した。しかし店員は臆することなく同じ言葉を繰り返す。
「あの、あとでプレゼントされた本人が名前を登録しに来ることは可能ですか?」
「ええ、大丈夫です」
「じゃあ、それでお願いします」
「両方ですか?」
 そう問われて、あっとかなでは呟く。かなではちらっと冥加を見上げ、次に他のぬいぐるみよりも目つきの鋭いテディベアを見やる。そうして、
「その子も、後日で」
「かしこまりました」
 店員は追及するまでもなく、そのまま会計を進めていく。隣に立つ冥加から視線を外しつつも、かなでの中ではしっかりと名前が決まっていた。

 そうして会計が終わった後、最後に綿を詰める作業が冥加に取って最大の難関なのであった。



「はい、ではこの子にココロを入れてあげるのでハートを選んで温めてください」
「ほら、冥加さん」
「……なんで俺がやるんだ」
「詩織ちゃんへのプレゼントですよ!」
「貴様がやれ」
「じゃあ、一緒にやりましょう」
「やらん」
「はい、じゃあハートは冥加さんが選んでください」
「……」

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ゆるぼリク2 ルカデビトパーチェ

 部屋の主であるルカと、幼馴染のパーチェとデビトが三人揃って腕まくりをしながら部屋の掃除をしていた。パーチェは特性ラザニアにつられてそれなりに手伝っているものの、完全に巻き込まれたデビトのやる気は皆無だ。それでも適当に掃除をしているふりをしていると、ふいにパーチェが声を上げた。
「あれ? ルカちゃん、この箱なに?」
「え、どれです……ああ! それは開けてはいけません!」
「よし、パーチェ。開けろ」
「りょーかい」
「デビト!」
 退屈していたところに面白そうなネタが降ってきて、それを逃す二人ではなかった。パーチェはルカの制止も無視して、しっかりとした作りのアンティーク調の箱を開けた。箱は思ったよりもあっさりと開くと、箱の中にはぎっしりと紙のようなものが敷き詰められているように保管されていた。否、正しくは紙ではなく、写真だ。パーチェが一枚その写真を持ち上げる。そこには幼い少女が一人、写っていた。赤い髪に碧色の瞳の少女を、二人は当然知っていた。この写真よりは随分成長しているが、その少女は間違いなくフェリチータだろう。
「……おい」
 箱の中の写真を束で掴んで確認すれば、その殆ど、というかすべてにフェリチータが写っていた。たまに彼女の母親であるスミレと写っていたり、ルカと一緒に笑っている写真もあるが、どの写真にも必ずフェリチータが写っている。その事実とこの写真の量に、さすがのデビトも引きつったような表情をして、呻く。どうしよう。この幼馴染が病的なまでにお嬢コンプレックスなのは周知の事実ではあったけれど、これ以上深刻化する前に止めた方がいいのだろうかと、らしくもなくデビトは心配になった。
「うわあ、ルカちゃんすごいな。これ全部お嬢?」
「いやまてパーチェ。他に突っ込むことがあんだろ」
「え? なんかある?」
「……このバカが」
 呻いて、デビトは片手で頭を抱えた。
「この写真のお嬢、かわいいなー」
「でしょう! でも、こっちの方がかわいんですよー」
「え、どれどれ?」
「バカパーチェ、テメエもルカに感化されてロリコンにでも目覚める気か」
「私はロリコンじゃありません!」
「じゃあこの写真はなんだっつーの」
「お嬢様の記録を残しておくことは罪じゃないでしょう!」
「…で、当然バンビーナはこの大量の写真のこと、知ってんだろうな?」
「……」
「目ェ背けんな」
「いいじゃんデビト、細かいことはさ。だってほら、お嬢の寝顔とかかわいいよー」
「バッカ、今のお嬢が一番に決まってんだろ。そんなに子供じゃナニもできやしねえ」
「はあ!? さらっと何とんでもないこといってるんですか! 昔のお嬢様も今のお嬢様もかわいらしく可憐で素敵で聖域に決まってるじゃないですか!」
「……おい、コイツはいつ病院に連れていけばいいんだ」
「でもさー、ルカちゃんばっかりずるいよなー。オレも今度お嬢と一緒に写真撮ろうかな」
「だめです」
「なんで!?」
 思ったよりも冷静なルカの突っ込みが飛んできて、パーチェはすぐさま立ち上がる。
 三人揃ってにらみ合うように顔を突き合わせれば、何故か不穏な雰囲気が立ちこみ始めた。
 すっかり掃除そっちのけになり、あまつ論点がズレていることにも気付かず、ただただ殺気が部屋に充満する。
 そうして一触即発というまさにその時、「ホウ!」という鳴き声とともにばさりと羽音が響いた。それは話題の中心であるフェリチータの友人であるフクロータで、彼女は三人をそれぞれ嘴で存分に突いてやると、羽を広げて入ってきた出入り口へと飛んでゆく。そうしてその入り口には、半眼で三人を見据えているフェリチータの姿があった。
「おおおおおおお嬢様!? い、いつからそこに!?」
「……結構前からいたんだけど、三人とも随分熱心みたいだったから」
「いや違うんです違うんですお嬢様ァ!」
「今さらンなこといってもしょうがねーだろォが」
「いやでもさ」
 頭を抱えて喚くルカと、その隣で諦めたように肩を竦めるデビトとは対照的に、パーチェはいつもの調子で口を開いた。写真の中の幼いフェリチータと、今目の前にいる彼女を見比べる。うん、と頷いて、パーチェは笑った。
「お嬢はやっぱり、昔だろうと今だろうとかわいいよ」
 その一言に、部屋の中は再び制止した。
 ぴしりと亀裂が走るような音が聞こえた気がしたのは、おそらく気のせいではないだろう。そうして、先ほどまで冷めた目で見つめていたはずのフェリチータが、うっかり頬を赤く染めているのもよろしくないと、常に第三者的立ち位置をキープしようと努めているデビトはそんなことを思った。
 あと数秒したらルカが爆発する気配を察し、その前に先手を打つかと考える。
「バンビーナ!」
 そうデビトは彼女を呼んで、相手の手を掴んで部屋を飛び出す。すると当然のようにパーチェが後をついてきた。
「二人とも! 待ちなさい!」
 背後からルカの声が追いかけてくるも、当然待つわけもなく廊下を駆け抜けていくのだった。

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