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イチジ九

すべからくどうしようもない日常のあれこれ。 ネタバレ盛り沢山ですので注意!

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読書記録

最近読む本がなくなってきて困った…あと残ってるのが買ったまま読んでいない世界一初恋とガンダム00本編なんだがどうしたら。
HOMOを会社で読むわけにはいかず、00は二期のアレルヤショックを再び味わう気になれないんだぜ。
キノの旅でも一巻から読み返すべきかしら。



図書館戦争4(有川浩)
図書館戦争本編最終巻。
どこで郁が堂島教官=王子様とバレるのかとはらはらしてましたが、最後の最後、告白まで知られずにいて、そしてその気持ちを告げる郁はすごく潔くて良かったです。
堂島さんが撃たれて大阪へ逃げるときも、一度も後ろを振り返らずに任務を全うする姿はどうしたってかっこいい。
でもすべての任務が終わって落ち着いてから、「アーッ!」となってる様の郁の姿で今までの緊張が一気に切れたかのように笑いに落としてくるところが有川浩かなとも。
柴崎と手塚の関係が最後の最後までなんとも絶妙な駆け引きさで、いつか柴崎を完全攻略する手塚を見てみたい気持ちでいっぱいです。笑
あと二巻はサイドストーリーが出るのかな?
そちらも楽しみですが、本編もすごく楽しめました。もう一度一巻から読み直してみようかなと思います。

レインツリーの国(有川浩)
図書館戦争本編にて、物語の中で出てきた本が書籍されたもの。
本編で毬江ちゃんが「難聴者は物語のヒロインになっちゃいけなんですか!」と啖呵を切るきっかけになった本なだけあって、ものすごくベタ甘でござった。
後半になるにつれて有川ワールド全開なお話でしたが、やっぱり痛いところは痛い。しかしすっきり終わってくれるので、読み終わりはすごく幸せになれる一冊でした。
この本だけでも読めますが、やっぱり図書館戦争本編と合わせて読んだ方が二倍にやにやできていいのかなと思いまする。


県庁おもてなし課(有川浩)
主人公というか、視点は県庁でしたが個人的にはダブル主人公な感じのお話。
高知県をどうにか盛り上げようと悪戦苦闘する県庁たちのお話かと思いましたが、しっかり恋愛要素が入っておりました。しかも二組も。
そのお陰でダブル主人公なイメージが強いのですが、最初は小説家の先生にものすごくきついダメだしをされていた県庁の掛水くんが、どんどんタフになっていく様は読んでいてすごく応援したくなります。そしてそれに比例して先生とかも仲良くなっていって悪友とも戦友ともつかない関係になるのがかわいい。笑
そんな二人の恋愛模様が焦れったくてもどかしくて、一気に読破してしまうわけです。
有川浩のなかでは、比較的背景がのどかな作品。


重力ピエロ(伊坂幸太郎)
個人的に大好きな漫画「魔王」の原作を書かれている方がまた兄弟ものを書いたよ!という情報にほいほいされて購入しました。魔王の安藤兄弟が大好きすぎる私です。
そして実を言えば魔王の原作は読んでいないので、この作者の作品は初めて呼んだのですがちょっとクセのある書き方かなという印象。それがこの作者の持ち味なのはわかったんですが、個人的にはこれも漫画で読みたい作品でした。が、最後のラストが周辺が腑に落ちなかったかな。途中から何となく結末までの流れは読めたものの、結局弟の侵した罪に対しての処置が釈然としない気持ちになってしまった…そこの兄弟間のやり取りが良かったのかもしれないんですが、個人的には自首して欲しかったなと。
育ての親が自分の父親だと断言し、血の繋がった父親に対して「赤の他人がでしゃばるんじゃねえよ」突き放すシーンは良かったです。


誰か(宮部みゆき)
義父の個人的専属運転手が亡くなったことを本にしたい、という運転手の娘である姉妹から依頼される娘婿が主人公のお話。
最初はあちらこちらへと視点が動き、どこに焦点を置いて読めばいいのかわからない感じではありましたが、最後はぐっと引っ張られるように読んでしまいました。
バラバラの出来事が一つにまとまっていくときの引きつけ方がすごいと、宮部みゆきの作品を読む度にいつも思います。


ペルソナ3シャドウクライ(藤原健市)
P3本編のサイドストーリー。時期的には天田くんがペルソナ能力が発動する前と荒垣先輩加入直前の8月。視点はストレガサイドで、ジンが主人公。
本編だとストレガというよりはチドリに重きを置いてある感じなので、これを読むとすごくジンが切ない。タカヤはニュクスを呼ぶことに何の迷いもなかったけれど、チドリとジンはそれなりに「普通」の未来を求めてた片鱗が見え隠れするのが辛い一冊。チドリはP3Pになったことで順平との救いが出来てくれたけれど。
もちろんストレガサイドが主軸ですが、天田くんや荒垣先輩にも視点が置かれるときもあるので、この時期の彼らの葛藤を思い出すだけで涙腺崩壊物語。そしてこのあとに待ち構えてる現実がもうな…この話はP3なのでキタローがちらっと出てきますが、脳内ハム子変換余裕でした。否、キタローが嫌なわけではない。むしろキタローも大好きですが、私が病的なまでに荒ハム厨なんですサーセン。
でも人間らしい行動だったり考えだったりを見せるジンはすごく良かったです。こうして考えると本当P3はそれぞれが抱えてるものが重いんだぜ…P4のようにわかりやすくハッピーエンドにはならなかったけれど、時間を掛けてそれぞれが納得のいく答えを出してくれる未来の彼らを応援し隊。そして私の中ではフェスは亡き者としているので、ハム子は魂の封印になんかなっていない。キタローも一生転生ができないなんてことなんだぜ。一番頑張ったあの子たちこそ幸せになるべき。
この本も随分前に買ったまま読んでなかったけれど、こうして色々考えると沸々と荒ハム熱が昂ぶるぜ。誰か私と荒ハムについて語ってくれ。

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