・天狗風/宮部みゆき
震える岩から続編のお初ちゃんシリーズ第二弾。前回の震える岩に比べてファンタジー色が強く感じましたが、それでも安定の読みやすさ。お初ちゃんの男前さが上がっている気がしてすごく楽しい。強い女の子好き好き。
右京乃介が震える岩のラストで身の振り方に区切りを付けたからか、彼もすっぱりとしたいい男になってきたように見えました。早くお初ちゃんと相思相愛になればいいのに。にやにや
・デュラララ9巻/成田良悟
ずっと臨也のターン!な9巻。双子の妹が出張っててかわいかったですが、合間合間に挟まれるセルティと新羅のラブっぷりがたまらないわけです。この二人はずっとラブラブしていれば良い。
しかしここにきて春名が再登場してきたのでぞわぞわするというかまた臨也か!おまえか!と地団駄を踏みしめました。だんだん!
そしてシズちゃんがさり気ない優しさが前面に押し出された巻でもありました。シズちゃんかっこいいよシズちゃん!しかしろっちーは影も形もありませんでしたしってた!……どうして私はまた、あまり出てこない相手に恋に落ちてしまったというの…
・ストーリー・セラー/有川浩
最近呼んだ有川浩の作品の中でダントツ重い話でした。今までしんどい局面はあるも、最後は明るく元気に終わる話が多かった中、この本はラストまで結局3段落ちして気持ちも落とされたほど。そして3段落ちのラストでアーッ!と頭を抱えるはめになったわけです。宮部みゆきとはまた違った感じに引っ張り込むの本当にうまい。宮部みゆきはじわじわくるんですが、有川浩は一気に攻め込む感じ。だからいつも「ここで読むのは終わり」が中々できなくて全力で読みふけってしまうんです…この本も二日しか持たなかったよ…ふふ…
そういえば会社で別部署に異動したマネージャーがやってきて「神様のカルテ早く読んで!そして貸して!」といってきてふきました。私は図書館か。
気になっていたタイトルではありますが、今は有川浩と宮部みゆきを読みたい気分なんだが…うむむ。
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