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イチジ九

すべからくどうしようもない日常のあれこれ。 ネタバレ盛り沢山ですので注意!

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年上バンビ小話(琉夏)下の続き

わっふるされたのでちょろっと続き。
とはいっても大分いかがわしい内容なので苦手な方は逃げてー。
大丈夫だ、問題ない。な方のみ続きからどうぞ~。

もう年上バンビネタは時間軸も設定もばらばらだから、選択式の各ルートで話を書くべきではないかと思わなくもない






 夕焼けの空は徐々に暗闇が支配していく。
 やめてとか嫌だとかそんな非難めいた言葉が聞こえるけれど、どうにも琉夏にはぼんやりとしたフィルターが掛かったように聞こえた。ただ、触れている美奈子の素肌から感じる体温だけがやたらと熱く感じて、それが琉夏を追いたてていく。無邪気に繋いでいた手以外で初めて、彼女の「女」としての身体を確認するようにまさぐり続ける。制服のブレザーの上から胸を揉み、首筋に押し当てていた唇を耳に移動させてはその穴へと舌を差し込んだ。くちゃくちゃとわざと音を起てて舐めて甘く噛み付くと、なんとも頼りなくも可逆心を煽る美奈子の表情にぞくぞくとする。
 優しくしたい。でも苛めたい。泣かせたい。そんな合判した気持ちが琉夏の中でせめぎ合う。
 弟としてじゃない。「男」としての琉夏の手によって、「女」の反応を見せる美奈子がたまらないのだ。

「あ、ルカちゃん…、おねが、い」
「うん? 欲しくなってきた?」
「ちが、う…もう、いや…」
「…ここはこんなにぐちゃぐちゃだけど?」
「…あん!」

 美奈子のショーツの上から陰核を押し潰され、びくっと身体が跳ねた。琉夏の追いやろうとした手は縋るように服を掴み、ぎゅっと閉じられた目じりには涙が滲んでいる。
 そんな彼女の様子を見つめながら、琉夏は顔を寄せて囁くように問う。

「……なあ、本当に嫌なら叫んで助けを呼んで、俺を殴ってでも逃げろよ」

 ぐりぐりと陰核をいじりながら言えば、彼女はいやいやと頭を振る。逃げようと引く腰を掴んで引き寄せて、すでに勃起している自身に押し当てた。途端、閉じていた目が開いて、琉夏を見た。今にも泣き出してしまいそうな顔に笑い返し、琉夏は勃起した自身へと美奈子の手を引いて触れさせる。

「ほら、おまえのせいで俺こんなになってる」
「…ルカちゃ、ん…」
「な、姉弟でこんなことしないだろ? ……だから、もういいよな」
「だめ、お願い」
「無理。…ごめん」

 そう短く告げて、琉夏はズボンのボタンを外し、そのままチャックを一気に引き下ろした。下着の中から固く屹立したペニスを取り出し、美奈子を壁に押し付ける。泣きそうだと思っていた目からはすでに涙が零れ、震えているのがわかる。
 いつもならばやめていただろう。というか、そもそもここまで彼女を追い詰めることがない。ちょっといたずらをして窘められて、それで終わりがいつものパターン。
 今までは、それで良かった。そうして、どこかで諦めてもいた。
 しかし今日に限ってはその自制が利かず、居心地の良い幼馴染の関係を壊してでも美奈子が欲しくてたまらないのだ。

「好きだよ、本当に」

 彼女のショーツのクロッチに指を引っ掛け、露わになった秘部にペニスの先端を押し当てた。ひっと喉を引きつらせる彼女の唇にキスをして、琉夏は躊躇わずに自身を押し入れた。

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