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イチジ九

すべからくどうしようもない日常のあれこれ。 ネタバレ盛り沢山ですので注意!

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読書記録

シアター!①②(有川浩)
この手の話を有川浩に書かせたらずるい!の一言に尽きます。そして芝居をやってた人間ならあるあると頷いて仕舞わざるを得ない一冊。
個人的には植物図鑑に並ぶほど好きな話です。植物図鑑は恋愛に重点を置いての本ですが、これは恋愛ももちろんその他キャラクターが自分たちの所属する小劇団「シアターフラッグ」を300万の借金から生き残らせようと足掻く様がいいです。全員が全員同じ意見ではないけれど、目指すところは同じっていうのがまさにお芝居そのものですごく悔しくなるくらい夢中にさせられました。あっという間に読ませてしまうからこわいんだ…いやそれがいいんですけど。
300万の借金を課したシアターフラッグ主催の兄の司の徹底的な守銭奴っぷりと現実主義な物言いも楽しいです。
そして全2巻かと思ったら3巻まで続くとわかって絶望した!3巻早く!



図書館戦争③(有川浩)
前半は手塚がすごくかわいい。そしてまさかの恋愛矢印の方向にびっくりしました。そっちか!と思わずつっこみたくもなる。
そして堂上教官もめちゃくちゃかわいかったんですが、後半の怒濤な展開は心臓に悪すぎてハラハラしっぱなしでした。玄田隊長がすこぶるかっこいいです。
三巻にしてようやく郁を好きになってきました。薄情すれば一巻での彼女は苦手でしたが、この巻で家族のことを乗り越えたり堂上教官への気持ちを再度自覚する件がすごく良かったです。
そして玄田隊長が撃たれたシーンでは肝を冷やし、最後の稲嶺指令が図書館を去るシーンには思わず涙ぐんでしまいました。ああもうこういう男の人たち大好き。生き様に惚れる。
「還暦過ぎたら籍でも入れるか」とか言われたらもうだめだ。玄田さんと折口さんのなんとも言えないこの二人の関係たまらない。
四巻で最終巻みたいですが、今月発売だったかな?密林で予約はしてあるんだ。

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読書記録

図書館戦争②(有川浩)
前作から登場の主要人物のキャラクターが少しずつ見え始めた一冊。特に芝崎がすごく好きになりました。笑
こういう風に、割り切って自分の長所を最大限に生かすキャラって大好きです。こんな美人に言い寄られて悪い気になる人なんかいないでしょ?ていう性格たまらない!SUKI!
手塚も実は根っこがすごく単純で熱い人間なのがわかって、この先がすごく楽しみです。郁と違うのは感情で動く前に自制心が効くところで、前巻で手塚自身もいっていたけれど、友達としてはすごくウマが合うと思う。
あとは堂上教官のことを知った郁の気持ちも気になりますが、さらに気付かれたことを知った教官の反応が今から楽しみで仕方ないです。ものすごく動揺するであろう(予想)堂上さんをはやく!


謎解きはディナーのあとで(東川篤哉)
すごく話題性のある本で気になっていたのですが、残念ながら私には合わなかったです…
お嬢様に対して遣えるはずの執事が毒舌っぷりを発揮するのが売りなのはわかりましたが、個人的にはミステリーの内容をもうちょっと掘り下げて欲しかったかなと。本格的なミステリーを好む人には不向きなのは否めません。だって私が解読できてしまうんだぜ…
あと主人公のお嬢様とその上司の警部のキャラクターに馴染めなかったのも一因してます。執事の毒舌を際立たせるためには仕方ないんだとは思いますが。

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読書記録

図書館戦争①(有川浩)
心ゆくまで有川浩!な一冊。
それゆえに、今まで呼んだ有川作品の中ではちょっとアクが強いイメージ。主人公が猪突猛進なのが拍車を掛けているのかも。
ようやく文庫化されてきたのでちょっとずつ読んでいきまする。

長い殺人(宮部みゆき)
まさかの登場人物の財布視点で話が進んでいくという新しい展開でした。
財布視点なのですべてが見えているわけではなく、ぎりぎりのラインがあやふやになっているところが見所だと思ってます。

楽園上、下(宮部みゆき)
まさかの模倣犯の続編だったー!そしてまだ読み終わってなかったー!
全力でネタバレましたが上巻の半分ほど読み進めたところですべて読んでしまいました。これ読んだら模倣犯を早く読み終わらせようという気になったんですが、4巻が見つからないんだ…困った…

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読書記録

・海の底(有川浩)
人間VSザリガニバトル話。頭の中ではミニチュアバルタン星人が思い浮かびましたが、冷静に体長3メートル超えのザリガニとか怖い。しかも港制圧されるくらいの数とか。
なので対ザリガニの描写は今まで読んだ有川浩の作品の中では一番表現がえぐかったかなあという印象。さらっと受け流せばいいレベルなんですが、私はいちいちその現場を頭の中で想像してしまうのがいけない…リングを読んだときも頭蓋骨を井戸から掘り出して云々を想像して後悔したというに…
しかし登場人物の冬原と夏木がべらぼうにかっこよくてはげた。「夏!」「冬!」って名前呼ぶだけで意思疎通できてしまう関係とかに弱いんだ…そして望ちゃんの男前っぷりにもんどりうってごろごろするわけである。望ちゃんかっこいいよかわいいよはあはあ!

・空の中(有川浩)
私的にはちょっと読んでいて疲れてしまった作品。
なので感想は控えめになるものの、しかし最後の宮じいの話ではしっかり泣いてしまいましたが。むしろ宮じいに全部持っていかれた感。

そしてこの「海の底」と「空の中」の登場人物が「クジラの彼」に続くと気が付いた。遅い。
いつも読む順番を間違えてしまうのは、手当たり次第に買っては読むからですね!だって見つけたら買って読みたくなるんだもの!
これから友人に貸すときは「海の底」「空の中」「クジラの彼」のセットで貸そうと心に誓いました。

・塩の町(有川浩)
有川浩デビュー作品をようやく読むというのが上記の理由でおわかりいただけただろうか(……)
しかしデビュー作品というだけあって、すごく「有川浩」なお話でした。やっぱり私はこの作者の書き方と話しの持っていき方がすごく好き。秋庭さんと真奈ちゃんとF14のくだりが好きで好きでたまらない。
読み始めは人生滅亡かと暗い気持ちになりましたが、最後は全部吹っ飛ばしてくれました。
一つの恋のおまけで世界が救われるという表現がすごい。大好きです。

そんなわけでついに図書館戦争にも手を出してしまいました、アーッ!
ハードカバーで一冊だけ買ったんですけど、これって文庫化されてるのかしら?
文庫されてるならそっち買うんだけどな…!ハードカバーは場所を取るんだ!!

まだもう少し有川フィーバーは継続しそうです。

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読書記録

・天狗風/宮部みゆき
震える岩から続編のお初ちゃんシリーズ第二弾。前回の震える岩に比べてファンタジー色が強く感じましたが、それでも安定の読みやすさ。お初ちゃんの男前さが上がっている気がしてすごく楽しい。強い女の子好き好き。
右京乃介が震える岩のラストで身の振り方に区切りを付けたからか、彼もすっぱりとしたいい男になってきたように見えました。早くお初ちゃんと相思相愛になればいいのに。にやにや

・デュラララ9巻/成田良悟
ずっと臨也のターン!な9巻。双子の妹が出張っててかわいかったですが、合間合間に挟まれるセルティと新羅のラブっぷりがたまらないわけです。この二人はずっとラブラブしていれば良い。
しかしここにきて春名が再登場してきたのでぞわぞわするというかまた臨也か!おまえか!と地団駄を踏みしめました。だんだん!
そしてシズちゃんがさり気ない優しさが前面に押し出された巻でもありました。シズちゃんかっこいいよシズちゃん!しかしろっちーは影も形もありませんでしたしってた!……どうして私はまた、あまり出てこない相手に恋に落ちてしまったというの…

・ストーリー・セラー/有川浩
最近呼んだ有川浩の作品の中でダントツ重い話でした。今までしんどい局面はあるも、最後は明るく元気に終わる話が多かった中、この本はラストまで結局3段落ちして気持ちも落とされたほど。そして3段落ちのラストでアーッ!と頭を抱えるはめになったわけです。宮部みゆきとはまた違った感じに引っ張り込むの本当にうまい。宮部みゆきはじわじわくるんですが、有川浩は一気に攻め込む感じ。だからいつも「ここで読むのは終わり」が中々できなくて全力で読みふけってしまうんです…この本も二日しか持たなかったよ…ふふ…

そういえば会社で別部署に異動したマネージャーがやってきて「神様のカルテ早く読んで!そして貸して!」といってきてふきました。私は図書館か。
気になっていたタイトルではありますが、今は有川浩と宮部みゆきを読みたい気分なんだが…うむむ。

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